内容説明
本書はＪａｖａ、ＳＱＬ、ＨＴＭＬの基本的な知識を有している読者を対象に、初めてｅ‐コマースサイト開発に挑戦する時に、最低限知っておくべき技術要件を網羅した内容となっている。現実の開発と同様に、アプリケーションの機能条件文書（ＦＲＤ）の策定、ユースケースによる要求収集、オブジェクト指向設計、フレームワークの考察、オブジェクトの実装と単体テスト、セキュリティまでを流れに沿って解説していく。すべてフリーで入手できるソフトウェア（ＪＤＫ、Ｔｏｍｃａｔ、Ａｎｔ、ＭｙＳＱＬ、ＪＤＢＣ、Ｔｕｒｂｉｎｅ）を使用するので、サーバ・サイドＪａｖａを学ぶのに最適な環境になっている。
目次
第１部 ＪＳＰとＪＤＢＣ（ＪＳＰ／ＪＤＢＣの評価；Ｊａｖａ ＢｅａｎｓとＪＳＰ ほか）
第２部 サンプルアプリケーションの機能的必要条件（サンプルアプリケーションの機能条件文書；ＥＲＤ開発とユースケース ほか）
第３部 サンプルアプリケーションの実装（アプリケーションの基本構造の組み立て；ユーザの入力の検索、保存、確認 ほか）
第４部 ＪＳＰトピック（ｅ‐コマースのＷｅｂサイトでＸＭＬの統合；ＪＮＤＩでＬＤＡＰを使用する ほか）
第５部 付録
著者等紹介
ターナー，ジェームズ［ターナー，ジェームズ］［Ｔｕｒｎｅｒ，Ｊａｍｅｓ］
有限会社Ｂｌａｃｋ Ｂｅａｒ Ｓｏｆｔｗａｒｅのマネージャー。過去にはＭＩＴ、Ｘｅｒｏｘ、Ｓｏｌｂｏｕｍｅ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＢＢＮ Ｐｌａｎｅｔ、Ｉｎｔｅｒｌｅａｆなどで２２年以上の業務経験があり、最近の７年ではＣＶＳ、Ｔｈｅ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ Ｓｃｉｅｎｃｅ Ｍｏｎｉｔｏｒ、Ｗｏｏｌｗｏｒｔｈ ＵＫなどの企業向けにｅ‐コマースＷｅｂサイトの管理および導入を行った。フリーのジャーナリストであり、さらにＴｈｅ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ Ｓｃｉｅｎｃｅ Ｍｏｎｉｔｏｒ、ＷＩＲＥＤ、Ｗｅｂ Ｄｅｖｅｌｏｐｅｒｓ Ｊｏｕｒｎａｌなどの出版物に寄稿するテクノロジーライターでもある。現在、ニューハンプシャー州のデリーで妻と息子と暮らしている
近藤志保［コンドウシホ］
群馬県出身。２００１年、群馬大学工学部情報工学科卒業。同年、株式会社クレオに入社。Ｊａｖａ言語、Ｃ言語を中心に開発に従事。ＪＭＳの実装やミドルウェアの監視ツール、フレームワーク等のプロジェクトに携わる
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