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アジャイル開発手法FDD―ユーザ機能駆動によるアジャイル開発

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  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784894717350
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

出版社内容情報

 アジャイル開発の先鋒として華々しくデビューしたXPは,「設計も文書もいらない」などという,開発の現場を知らない,かつ誤ったもしくは都合良く解釈をしている,XPのおたく的支持者によって,XPはビジネスユースでは適用できない,まして大規模プロジェクトには適用できないと一部では誤解されている。しかし,アジャイル開発は,ビジネスユースでは適用できないどころか,広範囲のプロジェクトで適用できる。アジャイル開発でもっとも適用範囲が広いのが,本書の主題である,FDDである。FDDは適用範囲が広いだけでなく,プロジェクト管理の手法もある。このように優れた手法なので,書籍の刊行を待ちわびていたのは,監訳者だけではないであろう。
 本書では,CBD(コンポーネントベース開発)について解説されていないが,FDDはCBDと相性が良く,小規模にイテレーションを行いながら,大規模なアプリケーションを開発できる。監訳者も現在200人月規模のCBDプロジェクトでFDDを適用している。読者もぜひ,実プロジェクトでFDDを適用してプロジェクトを成功させてほしい。

目次

第1部 FDDの概念(プロセス自慢:苦痛と救済;プロジェクトと人;プラクティス ほか)
第2部 実践のための5つのプロセス(全体モデル構築;ユーザ機能リスト作成;ユーザ機能開発計画 ほか)
第3部 他の話題(技術的アーキテクチャ;テスト:故障、不良、そして修正;他の周辺環境 ほか)

著者等紹介

パルマー,スティーブン・R.[パルマー,スティーブンR.][Palmer,Stephen R.]
ドメインオブジェクトモデリングの専門家である。世界中のさまざまな産業のソフトウェア開発プロジェクトで、12年以上活躍している。UKの電力会社においてCとFortranで実装しているリアルタイムソフトウェアを切り替えた。最近では、シンガポール政府と銀行の両方の主要なプロジェクトに参加している。TogetherSoftのメンタであり、月刊ニュースレターThe Coad Letterの編集者でもある

フェルシング,ジョン・M.[フェルシング,ジョンM.][Felsing,John M.]
22年以上にわたり、多様なアプリケーションドメインで数多くのソフトウェア開発プロジェクトに参加している。また、TogetherSoftのCoad公認のシニアメンタとして、TogetherSoftの製品をサポートし、プロジェクトにオブジェクト指向指向設計とFDD技術を適用するチームを教育している

今野睦[コンノアツシ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程後期単位取得退学。学術博士。株式会社タスカCTO。現在、DBロードバランサについて研究する傍ら、EDOCなどのコンポーネントモデリングやアジャイル開発を主とする開発プロセスのコンサルティングに従事

飯塚富雄[イイズカトミオ]
株式会社デュオシステムズ執行役員。埼玉大学経済学部卒業後、金融系のソフトウェア開発会社を経て、株式会社デュオシステムズに入社。現在は、開発ソリューショングループでJ2EEを利用したコンポーネントベース開発のコンサルティングと開発支援業務に従事。XMLベースのコンポーネントジェネレータを活用した「CPIC」シリーズのソリューション開発を担当。人工知能学会正会員

長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルティングを行っている。ビジネスオブジェクト推進協議会(CBOP)コンポーネントモデリング分科会主査(理事)OMGでUML Profile for EDOCの提案者、ISO/IECJTC1 SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員。明星大学情報学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Katsusuke Taira

0
test2019/02/17

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