出版社内容情報
コードネームを“Tiger”と呼ばれて開発されたJava 2 Standard Edition 5.0では、プログラミング言語Javaに対する大きな仕様の拡張が行われています。言語使用の拡張は、プログラミング言語としての表現力の改善を目的として行われますが、今回の5.0における拡張は、最初のリリース以来おそらく最も大規模なものであると言えるでしょう。そのため各種各種ツールの対応にも時間を要していますし、今後、これほどの拡張は行われないと思われます。
本書は、1.4までのJava言語に習熟した人を対象として、5.0で新しく追加された機能を解説するものです。今後のJava言語によるソフトウェア開発では、今回の言語仕様の拡張を理解することは大変重要なものになるでしょう。
内容説明
本書は、1.4までのJava言語に習熟した人を対象として、5.0で追加された機能を解説するものである。
目次
第1章 ジェネリックス
第2章 ボクシング/アンボクシング
第3章 拡張されたfor文
第4章 enum型
第5章 staticインポート
第6章 可変長パラメータ
第7章 アノテーション
第8章 アノテーション処理プログラミング
第9章 基本パッケージ
著者等紹介
柴田芳樹[シバタヨシキ]
1959年生まれ。九州工業大学情報工学科で情報工学を学び、1984年同大学大学院で情報工学修士課程を修了。Unix(Solaris/Linux)、C、Mesa、C++、Javaなどを用いた様々なソフトウェア開発に従事。米国ゼロックス社のパロアルト研究所を含め、カルフォルニア州(El Segundo市、Palo Alto市)およびニューヨーク州(Webster市)にて米国ゼロックス社でのソフトウェア開発を経験。1996年夏に初めてJava言語に触れて以来、私的な時間にJava関連の雑誌記事の執筆や翻訳を行っている。ソフトウェア設計コンサルタントとして教育およびコンサルテーションに従事
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