アジャイルソフトウェア開発シリーズ
アジャイルソフトウェア開発スクラム

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894715899
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

内容説明

本書では既存の工学的なプラクティスや方法論には関係なく、即座に加算的にソフトウェアを産み出し始める方法を学ぶ。アジャイルプロセスの実装を単純化する方法を学ぶ。スクラムラッパを通してXP実装を単純化する方法を学ぶ。アジャイルプロセスが成功する理由と、アジャイルプロセスを管理する方法を学ぶ。アジャイルプロセスの理論的基盤について学ぶ。

目次

第1章 概論
第2章 スクラムの準備
第3章 スクラムのプラクティス
第4章 スクラムの適用
第5章 スクラムを採用する理由
第6章 スクラムが機能する理由
第7章 応用スクラム
第8章 スクラムと組織
第9章 スクラムの価値

著者等紹介

シュエイバー,ケン[シュエイバー,ケン][Schwaber,Ken]
ソフトウェア開発の実践を改善することを専門とするADM社(Advanced Development Methods)の社長。熟練のソフトウェア開発者、生産マネージャ、かつ産業コンサルタントでもある。1990年代初期にプロセス管理の革命に着手し、Jeff Sutherland氏とともにスクラムを用いた開発プロセスの最新のバージョンを策定した

ビードル,マイク[ビードル,マイク][Beedle,Mike]
熟練のソフトウェア開発者で、e‐Architects社の創立者かつCEOである。e‐Architects社は技術管理およびコンサルタントを行っていて、顧客が記録的な速さでソフトウェアを開発できるように手助けしている。過去20年間に何千ものソフトウェアプロジェクトに貢献し、1995年からスクラムの使用を推奨および指導している

長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE関連のオープンシステムの推進を行うほか、OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルティングを行っている。ビジネスオブジェクト推進協議会(CBOP)コンポーネントモデリング分科会主査(理事)、OMGでUML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTC1SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員、日本XPユーザグループ代表、明星大学情報学部講師など各団体における活動も精力的にこなしている

今野睦[コンノアツシ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程後期単位取得退学、学術博士。株式会社タスカCTO、サイバービーンズ株式会社取締役。現在、クロスボーダー開発について研究する傍ら、EDOCなどのコンポーネントモデリングや開発プロセスのコンサルティングに従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小泉岳人

2
2003年の本なので、今から20年以上前の本となります。複雑適応系でのフレームワークとしてのスクラムの要素について良く書かれてました。(ただ、事前の知識が無いと、この本だけだと理解できないかもしれないと思いました。どちらかというと、当時は開発手法等検討しているコンサルさん向きなのかもと思いました)  私が社会人生を始めたころの本ですが、その時に知っておいたらまた違った道があったのかもなー。20数年前に行っている指摘が今の状況と変わっていないことがちょっとショックでしたが、何とか変えていければと思いました。2024/02/12

Hiraku

1
スクラムにおける始まりの書。ピアソンなので絶版なのですが、運よく借りることができたので読んでみました。 第7章「応用スクラム」において、大規模でのスクラム事例が取り上げられており、スクラムのスクラムなど、この頃から確立されていたことに驚きました。 あとブタとニワトリのたとえ話をアジャイルの文脈で使用するのはこの本が発祥、かな? デイリースクラムにでしゃばる鶏野郎を黙らせろ!2014/02/22

pragma

1
著者のマイク・ビードル氏の公演に参加する予定なので、 事前準備として読んでみました。 この本は10年前の本ですが、現在も通用します。 ターゲットユーザーとしては、管理者でスクラム上級者用だと思います。 私には、少々難しかったです。 特に最初の章は難しいですが、読み進めると優しくなってきます。 最近はスクラムに関する書籍も増えてきましたので、 スクラム初級者なら別の本をお勧めします。 ただ、スクラムに原点となる書籍ですので、一度は読みたい本です。2014/01/02

くま

1
スクラムを導入しようとした人が、上司や経営陣に話をする前の理論武装にがっつり使えそうです。あとくじけたとき?実践をしようとしている開発者はアジャイルサムライとか読んだほうが良さそう。2012/04/02

c3po2006

0
★★2015/05/24

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