The XP series
XPエクストリーム・プログラミング適用編―ビジネスで勝つためのXP

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894715554
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3004

出版社内容情報

この問に答えようとしているのが本書です。XPが認知されるようになり、XPを現場で取り入れようとする技術者や管理者が増えて来ました。現場での悩みは、「どう上司を説得するか」「どう技術者を説得するか」「本当にXPは有効なのか」「本当にビジネスメリットが出るのか」と言った現実的な問題です。本書の答えは、一貫して「結果がすべてである」というものです。ビジネスとして結果を出し、その成果でXPの有効性を主張すべきだ、という考え方には私も共感を覚えます。この本の副題「ビジネスで勝つためのXP」は原書の副題である「PlayingToWin」の訳になっています。勝たなければ意味がない、勝つためにプレイしよう、それがこの答えなのです。

内容説明

世界で最初のXP企業の1つであるRoleModel Software社を立ち上げたケン・アウアーと彼のパートナーであるロイ・ミラーによる本書は、「XPを適用してビジネスで成功するにはどうしたらよいか」をテーマとして、彼らが遭遇した数々の困難とそれを乗り越えるための方法を多くの実例とともに紹介していくものである。

目次

0 XPを始める前に
1 正しい「考え方」(始める勇気;XPを導入しよう ほか)
2 まず行うべきこと(必須要素;例外への対処 ほか)
3 お話のつづき(シンプルな設計とは;それはみんなの仕事です ほか)
4 地図にない領域(XPを売り込む;XPと新設企業 ほか)

著者等紹介

アウアー,ケン[アウアー,ケン][Auer,Ken]
世界で最初のXP企業の一つである、RoleModel Software社の社長。オブジェクトの技術の実践的な適用に造詣が深いことでよく知られており、ここ15年ほど、産業界でのさまざまなカンファレンスにおいて積極的に発言や指導を行い、ワークショップのリーダーとして活躍している。『Communications of the ACM』など多数の雑誌に記事を発表し、アジソン・ウェスレイのデザインパターンランゲージシリーズへの寄稿も行っている

ミラー,ロイ[ミラー,ロイ][Miller,Roy]
RoleModel Software社のソフトウェア開発者。7年以上のソフトウェア開発・プロジェクト管理経験を持つ。IBM developerWorksなどのウェブサイトで、JavaやXPについての記事や論文を発表している。またカンファレンスでは、「競争力を高めるために、企業はどうXPを適用したらよいのか」というテーマについて発言を行っている

平鍋健児[ヒラナベケンジ]
1989年東京大学工学部卒業後、3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタなどの開発を経て、現在(株)永和システムマネジメントにてオブジェクト指向開発を研究、実践。XPの日本メーリングリストXP‐jpを運営

高嶋優子[タカシマユウコ]
1999年、東京外国語大学ドイツ語科を卒業、(株)永和システムマネジメントに入社。JSP、サーブレットによるWebアプリケーション開発に携わる

遠藤真奈美[エンドウマナミ]
1995年、Southern Illinois University at Carbondale(米国)理学部動物学科を卒業、環境コンサル業の(株)環境指標生物(東京)に入社。結婚後、1998年より英会話のイーオン(福井)の講師に。2001年フリーランス通訳翻訳業のアルバイトを始める。2002年、縁あって現在の勤務先、(株)ヨーズマー(福井)の社員となり、IT業界の人となる
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