出版社内容情報
SmartDocとは、著者浅海智晴氏が作成したフリーウエアで、htmlと互換性のあるタグを使ってドキュメントを作成し、それをXML,HTML,LaTeX,PlainTextに変換できるというもの。主なユーザーは理工系学生（卒論執筆）および技術者（ドキュメント作成）。ひとつの文書を作成するだけで、Web配信とLaTeX（PDF）による紙媒体印刷が可能になるため、従来LaTeXを使って技術系文書を書いていたユーザーには非常に好評で、大学や企業SEなどで一括導入の動きが始まっています。SmartDoc自体はJava系雑誌のCD-ROMなどで広く配布されています。本書はユーザーからの熱い要望にこたえて、開発者自身が執筆した初の公式マニュアルです。
内容説明
本書は、文書処理システムＳｍａｒｔＤｏｃの公式リファレンスマニュアル。ＳｍａｒｔＤｏｃ処理系が用意しているオプションと、ＳｍａｒｔＤｏｃ文書の文法について詳述した。
目次
第１部 基礎編（ＳｍａｒｔＤｏｃ概要；ＳｍａｒｔＤｏｃの機能；インストール；ＨｅｌｌｏＷｏｒｌｄ）
第２部 コマンド編（コマンド；ＨＴＭＬ４．０；ＨＴＭＬ３．２；ＬａＴｅＸ２ｅ；ＪａｖａＨｅｌｐ；プレインテキスト；ＰｕｒｅＳｍａｒｔＤｏｃ）
第３部 文法編（ＳｍａｒｔＤｏｃの構造；共通属性；基本要素；参考文献要素；アダプタ；ノーマライザ）
著者等紹介
浅海智晴［アサミトモハル］
１９８５年立命館大学理工学部電気工学科卒業。同年、富士通（株）入社。ＵＮＩＸワークステーション／サーバのＯＳ、分散基盤、Ｗｅｂ基盤の開発に従事。２００１年１０月よりフリー。現在はオブジェクト指向、Ｊａｖａ、ＸＭＬを中心に活動を行っている。オープンソース・ソフトウエアの作者として、Ｊａｖａ言語による「Ｒｅｌａｘｅｒ」（ＲＥＬＡＸベースのＸＭＬスキーマ・コンパイラ）、「ＳｍａｒｔＤｏｃ」（ＸＭＬをベースにしたドキュメント生成ツール）などの開発でも知られている。Ｊａｖａをベースとしたオブジェクト技術に関するＷｅｂサイト「じゃばじゃば」を主宰。執筆記事／著書のサポート情報が掲載されている
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