出版社内容情報
UMLを新規に学ぶSE・プログラマ向けの入門書です。本書の特徴は、Javaプログラミングに必要なUMLの知識だけを凝縮させた点にあります。なぜなら、UMLの膨大な仕様をすべてマスターするのは、学術研究の目的ならともかく、今まさにオブジェクト指向開発・設計に取り組もうとしている方にとっては、かなりのオーバースペックとなってしまうからです。
本書は、UMLの設計図をJavaソースコードに落とし込むポイントを中心にした解説で、今すぐUMLを開発に役立てられるように構成されています。また、Javaプログラミングに行き詰まったときに、その解決策としてUMLを導入するといった逆コースにも対応しています。
後半の付録ページでは、UMLに使われる9つのダイアグラム(図)の記述方法を掲載しています。自分でUMLを描くとき、あるいはUMLを解読する際に、クイック・リファレンスとして活用できます。
Javaとオブジェクト指向の情報ページ「じゃばじゃば」で知られる著者のWebページには、本書のサポート情報が掲載されています。
・・・・・目次・・・・・
第1部 UMLってなんだろう
第1章 UMLの基礎知識
第2章 オブジェクト指向の進化とUML
第3章 UMLに関する情報源と参考書籍
第2部 UMLとオブジェクト指向開発
第4章 オブジェクト指向基礎の基礎
第5章 UMLのダイアグラム
第6章 UMLのアーキテクチャ
第3部 JavaプログラミングとUMLのマッピング
第7章 UMLとJavaプログラミングの概要
第8章 JavaクラスとUMLクラス図
第9章 ユースケースモデル
第10章 システム分析モデル
第11章 JavaクラスとUMLシーケンス図
第4部 UMLを使ったJavaオブジェクト指向開発の実践
第12章 UML&Javaシミュレーション‐設計編
第13章 UML&Javaシミュレーション‐実装編
付 録 UML for Javaクイックリファレンス
付録1 UMLを描くための基礎知識
付録2 ユースケース図
付録3 クラス図
付録4 オブジェクト図
付録5 シーケンス図
付録6 コラボレーション図
付録7 ステートチャート図
付録8 アクティビティ図
付録9 コンポーネント図
付録10 デプロイメント図
内容説明
本書では、オブジェクト指向開発の細かなテクニックではなく、オブジェクト指向という考え方とUML&Javaによるオブジェクト指向開発の接点について、実践的な切り口で紹介する。
目次
第1部 UMLってなんだろう
第2部 UMLとオブジェクト指向開発
第3部 JavaプログラミングとUMLのマッピング
第4部 UMLを使ったJavaオブジェクト指向開発の実践
付録 UML for Javaクイックリファレンス
著者等紹介
浅海智晴[アサミトモハル]
1985年立命館大学理工学部電気工学科卒業。同年、富士通(株)入社。UNIXワークステーション/サーバのOS、分散基盤、Web基盤の開発に従事。2001年10月よりフリー。現在はオブジェクト指向、Java、XMLを中心に活動を行っている
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感想・レビュー
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