Addison-Wesley professional co<br> Effective C++ 第3版―プログラムとデザインを改良するための55項目 (第3版)

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Effective C++ 第3版―プログラムとデザインを改良するための55項目 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 315p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894714519
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3004

出版社内容情報

本書は、1991年の初版以来、C++プログラマから絶大な支持を得てきた『Effective C++』の、内容を新たにした改訂第3版の翻訳書です。第3版においても、C++の効率的な使い方を紹介するのが、変わらない本書の目的です。C++プログラムを理解しやすく、保守しやすく、移植性をあたえ、拡張しやすくするために、55個のガイドライン(アドバイス)をもうけています。すべての項で、よりよいデザインを考え、よくある問題を避け、自分の期待通りに動く、より効率的なプログラムを書くためのガイドラインが示されています。
しかし著者は、「2005年(原著第3版発行)の今、C++プログラマにとって、もっとも重要なアドバイスは何だろうか」という問いをたて、その要求にも十分に答えています。リソース管理、テンプレートを使ったプログラミングに関する章を追加し、例外の存在、デザインパターンの適用、TR1という新しい項目に関する解説も加えました。すべてを初めから組み立てなおし、実際に半分以上が新しい内容になっています。
本書を活用することで、読者は「C++の動作について深く理解する」ことが可能になり、今まで以上にC++のプログラムとデザインに改良を加えられるようになるでしょう。

目次

第1章 C++に慣れよう
第2章 コンストラクタ、デストラクタ、コピー代入演算子
第3章 リソース管理
第4章 デザインと宣言
第5章 実装
第6章 継承とオブジェクト指向設計
第7章 テンプレートとジェネリックプログラミング
第8章 newとdeleteのカスタマイズ
第9章 いろいろな事
付録A Effective C++を超えて
付録B 第2版と第3版の対応表

著者等紹介

小林健一郎[コバヤシケンイチロウ]
1983年東京大学理学部物理学科卒業。1988年東京大学院理学系研究科物理学修了。理学博士号取得。以後、仁科記念財団研究員(ハーバード大学)。フンボルト記念財団研究員(ミュンヘン大学)。東京大学原子核研究所研究員などを経て1994年明治大学兼任講師。1995年静岡学園短期大学助教授。1998年静岡産業大学国際情報学部助教授。2006年静岡産業大学情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

24
Efective C++をやりはじめなんとか仕事ができるようには #短歌2021/08/09

オザマチ

6
クラス設計や継承の際に注意すべきことや、インライン関数や多重継承などの使い所について詳しく説明させている。入門書でC++の文法を一通り学んだ人が、それらの使い方を学ぶのに良い本であると思う。翻訳本ですが読みづらいところもありません。2011/04/04

あやたふ

4
ポインタの概念もわからなかったプログラミングを学び始めた大学生の時に、良本だという生協のPOPを目にし買ったものの内容についていけず数年放置してた本。 オブジェクト指向という思想のもと、「良い実装とは」を追求したノウハウの集大成であり、内容の本質はC++を限定しない。 constや継承周りのプログラムの動作など、重要かつかなり深いレベルの説明がされている。 悪い実装例の問題点を指摘した上で、筆者の思う良い実装へ向けた改良の議論は勉強になった。 唯一、ソースコード例が等幅フォントでないことは気になった。2018/05/12

kou_kusaka

2
C++を扱うプログラマー必読の書。確かにこれを読まずしては、C++での堅牢なコーディングは難しいというのも頷ける。ただし、C++の言語仕様上の問題を、C++特有の小手先テクニックで回避するといった内容も多く、プログラミングの本質的な実力向上を期待して読むと徒労感がある。これまでC++に関しては、「貪欲に新たなパラダイムとの融合を続ける醜いキメラ」といった印象を抱いていたが、本書の第一項も「C++を複数の言語の連合と見なそう」だったので、どうやらあながち間違っていなかったようだ。2011/08/28

gologo13

2
C++の必読書っぽいので読んだ。ちゃんとわかってない部分もあるので、再読する予定。多くの章(リソース管理、デザインと設計、実装、継承とオブジェクト指向設計など)が『独習C++』を読んだだけではわからない内容で勉強になった。2011/07/10

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