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OpenGL ES 2.0プログラミングガイド

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  • サイズ B5判/ページ数 438p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784894714397
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3004

出版社内容情報


携帯端末や小型ゲーム機の標準グラッフィクス環境OpenGL ES 2.0の公認規格書が登場!

OpenGL ES 2.0は、モバイル機器や組み込み機器の上で洗練された3Dグラフィックスを実現するために、最も広く活用されている標準のグラフィックスインタフェース/グラフィックスライブラリです。OpenGL ES 2.0を利用することで、携帯電話やPDA、コンソール、各種ゲーム機などの小型端末で、フル規格のシェーダプログラミングが可能になります。しかし、OpenGL ESとOpenGLには少なからぬ違いがあり、OpenGL ESの本格的な解説書が待望されていました。OpenGL ES 2.0の公認規格書の登場は、同規格についての情報の少なさを補うものであり、モバイル開発者やゲームプログラマーにとっては、朗報といえるでしょう。

本書では、OpenGL ES 2.0インターフェースの達人の3人が、OpenGL E S 2.0の導入から実際の本格的な開発までのガイドを提供しています。読者は、このグラフィックス環境の価値を最大限に生かして、パフォーマンスに優れたアプリケーションを実現できるようになります。また、Khronosによって承認された拡張機能を含む全APIも網羅しています。C言語ベースのサンプルコードを利用して、準備からグラフィックパイプラインのすべての層でのプログラムミング方法を解説します。基本的な技術からはじめ、最終的には上級のワザである、ピクセルごとのライティング、頂点システム、パフォーマンスの最適化までしっかりと身につけることができます。

さらに、日本語版では、iPhone 3GS 上でサポートされているOpenGL ES 2.0 の概説とそのアプリケーション開発ガイド(付録E)、Android 端末上のOpenGL ES 1.0とそのプログラミングの概説(付録F )の2つの付録を追加しています。iPhoneもAndroidもすでに携帯端末のメジャーなプラットフォームになっており,実際のOpenGL ES 2.0プログラミングの世界がどのようになっているのかについて、参考にすることができます。

内容説明

OpenGL ES(OpenGL for Embedded Systems)は、携帯電話やゲームなどの携帯情報端末機器から家庭電化製品などへ組み込んで使うために開発されました。本書では、原著で追加されたiPhone 3GSの実行例「付録E iPhone 3GS上のOpenGL ES 2.0」に加えて、日本の読者のためにAndroidへの解説「付録F Android上のOpenGL ES 1.0」を追加しました。

目次

OpenGL ES 2.0入門
Hello Triangle:OpenGL ES 2.0の例
EGL入門
シェーダとプログラム
OpenGL ESシェーダ記述言語
頂点属性、頂点配列、バッファオブジェクト
プリミティブの組み立てとラスタライズ処理
頂点シェーダ
テクスチャ処理
フラグメントシェーダ
フラグメント操作
フレームバッファオブジェクト
OpenGL ES 2.0による高度なプログラミング
ステートの問い合わせ
携帯プラットフォーム上のOpenGL ESとEGL

著者等紹介

松田晃一[マツダコウイチ]
東京農工大学大学院工学研究科数理情報工学専攻修了。東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻より博士(工学)を得る。石川県羽咋市生まれ。NEC、Sony CSLを経て、家電メーカ勤務。金沢工業大学大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。