出版社内容情報
限られた容量のメモリ内にシステムを構築するための手法を紹介する一冊。携帯電話や携帯端末等の小型デバイスの開発に役立つのはもちろんのこと、あらゆるタイプのソフトウェア開発に効果を発揮する。それら手法はパターンという形で簡潔明瞭に示されている。C++あるいはJavaによる実装例が適宜示されており、理論面と実際面のバランスにも優れている。
内容説明
限られたメモリ(RAM、ROM、補助記憶装置)を有効に使うためのプログラミングテクニックを解説。各テクニックはパターンという明確な形にまとめられ、各パターンは体系的に整理されている。あらゆるシステムに付随するメモリ制限という問題を、エレガントに解決する一冊である。
目次
第1章 Small Architecture:小規模アーキテクチャ
第2章 Secondary Storage:補助記憶装置
第3章 Compression:圧縮
第4章 Small Data Structures:小規模データ構造
第5章 Memory Allocation:メモリ割当て
付録 フォースについて
著者等紹介
ノーブル,ジェイムズ[ノーブル,ジェイムズ][Noble,James]
オブジェクト指向ソフトウェアのデザインパターンに関するニュージーランドの指導者的エキスパート。マッコーリー大学のMicrosoft Research Instituteでオブジェクト指向設計に取り組み、南半球で最初のパターングループを設立した。現在はウェリントンのヴィクトリア大学で教鞭をとっている
ウィアー,チャールズ[ウィアー,チャールズ][Weir,Charles]
オブジェクト指向のソフトウェアアーキテクチャに関するコンサルタント。Psion series5向けのEPOC Webブラウザの主席設計者で、Symbianでは携帯電話に関する技術指導を務めた。現在は、実地で培った技術を開発者に伝えることに専念しており、電気通信や情報システムの現場で開発チームの指導に従事している
安藤慶一[アンドウケイイチ]
フリーのプログラマ兼ライター。(株)シーエーシーにてオープンシステム系のコンサルティングに従事した後、Borland Delphiの発売を機に独立。最近は主としてJavaならびにインターネット関連の著述・翻訳に力を入れている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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