実践UML―パターンによる統一プロセスガイド (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 647p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784894713864
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3004

出版社内容情報

原書の第1版は、OOA/Dの案内書として高い支持を受け、何ヶ国語にも翻訳され出版されています。この第2版では、第1版の内容を差し替えるのではなく、それを補充し丹念に改良しました。この本で得られる下記の利点について紹介します。

堅牢で保守の容易なオブジェクトシステムを設計する
要件設計から、分析、設計、コーティングにいたるロードマップをたどる統一プロセスを使用
UMLを使って分析と設計のモデルを作成する
「四人組」とGRASPのデザインパターンを適用し、設計の質を高める
わかりやすい表現を通して効率よく学ぶ
現実的な課題を通して学ぶ
コードへ変換する
レイヤ化されたアーキテクチャを設計する
フレームワークを設計する

内容説明

オブジェクト指向開発を成功させるためのノウハウを満載!UML、UP、デザインパターン、フレームワーク、永続性、そして成果物まで、具体的な開発プロジェクトを例に解説。

目次

1 序論(オブジェクト指向分析/設計;反復的開発とUP ほか)
2 方向づけフェーズ(方向づけ;要件の理解 ほか)
3 推敲フェーズの反復1(ユースケースモデル:システムシーケンス図の作成;問題領域モデル:概念の視覚化 ほか)
4 推敲フェーズの反復2(反復2とその要件;責任割り当てのためのGRASPパターン ほか)
5 推敲フェーズの反復3(反復3とその要件;ユースケースの関係づけ ほか)
6 専門的なトピック(作図とツール;反復的開発の計画およびプロジェクトに関する問題の概要 ほか)

著者等紹介

ラーマン,クレーグ[ラーマン,クレーグ][Larman,Craig]
e‐ビジネスシステム開発、オブジェクトテクノロジ、UPを用いた反復的開発を専門とし、欧州、アジア、北米各地に拠点を置く国際的コンサルティング企業Valtech社において、プロセス部門の責任者を務めている。1980年代の半ば以降、クレーグはオブジェクト指向のプログラミング、分析、設計を実施しようとする幾千の開発者たちを支援し、反復的開発という手法を採用しようとする諸組織をサポートしてきた。1970年代、APL、PL/I、CICSでさまざまなシステムを構築した。1980年代になってからは、人工知能、自然言語処理、知識表現に興味をもち、Lispマシン、Lisp、Prolog、Smalltalkを使ってナレッジシステムを構築した。カナダ、バンクーバーのSimon Fraser大学にて、コンピュータサイエンスの理学士号および理学修士号を取得している

依田光江[ヨダミツエ]
お茶の水女子大学家政学部家庭経営学科卒業。横河・ヒューレット・パッカード株式会社、日本アポロコンピュータ株式会社でSE、マーケティングスタッフとして勤務後、1991年有限会社テクトラを設立し、翻訳業を開始。主に、コンピュータ関連の書籍、マニュアル類、Webページコンテンツの翻訳を手がける

依田智夫[ヨダトモオ]
1978年慶応義塾大学大学院工学研究科管理工学専攻修士課程修了。同年東洋エンジニアリング株式会社入社。製造・流通分野向けのシステム・インテグレーションを担当。IMS(Intelligent Manufacturing Systems)プロジェクトに参画。自動車産業を中心にオブジェクト技術を活用したコンサルティング、ソリューション開発などを行う。1997年株式会社シナジー研究所を設立、代表取締役・コンサルタント。オブジェクト指向分析/設計をベースにして、大規模システム開発のコンサルテーション、教育研修などを手がける。2003年4月より東洋エンジニアリング株式会社eソリューション事業本部上席ITコンサルタントに就任。物流系、金融系などの大規模オブジェクト指向開発においてプロジェクトマネジメント、ビジネスモデリング、オブジェクトモデリング、MDA(モデル駆動アーキテクチャ)技術などを担当している

今野睦[コンノアツシ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程後期単位取得退学、学術博士。株式会社タスカCTO、サイバービーンズ株式会社取締役。現在、クロスボーダー開発について研究する傍ら、EDOCなどのコンポーネントモデリングや開発プロセスのコンサルティングに従事
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