出版社内容情報
C++大規模ソフトウェアシステム開発の豊富な実経験をもつ著者が、大規模プロジェクトで要求される高度なデザイン概念と、具体的なC＋＋プログラミングの方法を明確にした、類例のない解説書です。熟練のソフトウェア開発者さえもほとんど経験のない実装デザインの概念を取り上げ、それを踏まえたコンポーネントの論理デザインへの包括的なトップダウンアプローチを紹介します。また、C++の実践的側面に連動したオブジェクト指向デザインと、大規模なシステムを開発するためのC++の使用方法を、あますことなく学ぶことができます。データーベース、オペレーティングシステム、フレームワークなどの大規模開発に携わるC++ソフトウェアの専門家にとって決定版ともいえる内容となっています。
本書は、1999年発行の同名書の「新装版」です。本書のような、大規模プロジェクト成功のための具体的で実践的な解説は、ほとんど他の書籍ではあつかわれておらず、今も変わらぬ貴重なドキュメントといえるでしょう。
【目次】
第0章 概説
第1部 基本編
第1章 準備
第2章 基本原則
第2部 実装デザインの概念
第3章 コンポーネント
第4章 実装階層
第5章 レベル化
第6章 絶縁
第7章 パッケージ
第3部 論理デザインの問題
第8章 コンポーネントの構築
第9章 関数のデザイン
第10章 オブジェクトのインプリメント
付録A Protocol Hierarchyデザインパターン
付録B ANSI C互換C++インターフェースのインプリメント
付録C 依存性抽出／分析ツールパッケージ
付録D 便覧
参考文献
索引
目次
概説
第１部 基本編（準備；基本原則）
第２部 実装デザインの概念（コンポーネント；実装階層；レベル化；絶縁；パッケージ）
第３部 論理デザインの問題（コンポーネントの構築；関数のデザイン；オブジェクトのインプリメント）
付録
著者等紹介
滝沢徹［タキザワトオル］
１９７６年早稲田大学理工学部数学科卒業。現在、翻訳家
牧野祐子［マキノサチコ］
１９８６年国際基督教大学教養学部語学科卒業。現在、翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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