出版社内容情報
本書は、Webアプリケーションのプロジェクトマネージャ、アーキテクト、分析者/設計者、実務担当者を対象に、オブジェクト指向テクニックを使うことによって、頑健で、スケーラブルで、豊富な機能を備えたWebアプリケーションを作るための技法を解説します。また、WAEforUML(WebアプリケーションのためのUML拡張)という、Webに特有なアーキテクチャの要素を他の部分と同じようにモデル化できるようにするために、セマンティクスと制約を追加してUMLを拡張した考え方を紹介します。
【目次】
第1部 Web関連技術の紹介とまとめ
第1章 はじめに
第2章 Webアプリケーションの基礎
第3章 動的なクライアント
第4章 HTTPとHTMLを超えて
第5章 セキュリティ
第2部 Webアプリケーションの構築
第6章 プロセス
第7章 アーキテクチャの定義
第8章 要件とユースケース
第9章 分 析
第10章 設 計
第11章 実 装
付録A WebアプリケーションのためのUML拡張
付録B E-コマースのユースケース例:「カタログを閲覧する」ユースケースの仕様
付録C ASPを使った用語集アプリケーションのサンプルモデル
付録D RosesAlive!社のプロジェクト計画
付録E RationalRoseのスクリプト例
内容説明
本書は、UML(統一モデリング言語)を利用してWebアプリケーションを開発するための具体的な方法を述べている。従来のオブジェクトモデルに対して、Webアプリケーションのサーバページ同士の関連や、それらによって構築されるクライアントページをクラスとして加えている。
目次
第1部 Web関連技術の紹介とまとめ(Webアプリケーションの基礎;動的なクライアント;HTTPとHTMLを超えて;セキュリティ)
第2部 Webアプリケーションの構築(プロセス;アーキテクチャの定義;要件とユースケース;分析;設計;実装)
付録(WebアプリケーションのためのUML拡張;E‐コマースのユースケース例「カタログを閲覧する」ユースケースの仕様;ASPを使った用語集アプリケーションのサンプルモデル;Roses Alive!社のプロジェクト計画;Rational Roseのスクリプト例)
著者等紹介
コナレン,ジム[Conallen,Jim]
Webアプリケーションのモデリングの重要性について業界の意識を高めるために幅広い活動を行っています。現在はRational Software社に勤務し、そこで「WebアプリケーションのためのUML拡張」を練り上げました。同社に加わる前は、フルライフサイクルのオブジェクト指向開発を専門とするコンサルタントとして活躍していました。運輸業、テレコミュニケーション、ヘルスケアなどさまざまな業界でクライアント/サーバおよびWebをベースにしたシステムを構築し、大規模かつ大容量のトランザクションプロセッシングシステムを設計し、C++、Smalltalk、Java、Delphi、Visual Basicでアプリケーションを作り上げてきた経験をもっています。また、Webアプリケーションのモデリングからソフトウェアのベストプラクティスまで、さまざまなテーマで活発な講演活動を行うほか、ASPToday.com、Rose Architect、Communications of ACMなど、多数の刊行物において寄稿や論文発表も行っています
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。