出版社内容情報
LaTeXは、どのコンピュータでも利用できる高機能の文書整形処理システムで、専門論文の作成と数式作成能力が高く、理工系の学生研究者にとってなくてはならないソフトウェアです。LaTeXの最新版のユーザガイド兼リファレンスマニュアルです。LaTeXをはじめて使う人も困難なく使えるように、実用的な例を用いて無駄なく解説しています。LaTeXの命令が過不足なくバランスよく扱われています。
オリジナルのLaTeXの作成者による解説書ですので、類書で解説されていないこともある基本事項や重要事項を的確に解説されています。
LaTeXのコマンドの作成の背景や文書構造についての作成者の意図がわかります。
LaTeX処理系のエラーメッセージは、エラーの対処方法について本書を参照するように指示します。
【目次】
はじめに
第1章 まずは基礎知識
第2章 さあ、出発!
第3章 続いては……
第4章 情報を移動する
第5章 そのほかの文書クラス
第6章 自分でデザインしよう
第7章 図形とカラー指定
第8章 エラー
付録A MakeIndexの使い方
付録B 文献データーベース
付録C LaTeXリファレンスマニュアル
付録D LaTeX2eの変更点
付録E PlainTeXコマンドを使う
内容説明
1985年に出版した本書の初版で、私が解説の対象としたのはLATEX2.09であった。これは、LATEXとして一般的に使われるようになった最初のバージョンである。以来、LATEXは非常に多くの支持を得て、世界中に何千ものユーザーを抱えることになった。そしてさらに、多くの人々の尽力によって改良が加えられたことにより、LATEXは機能的に格段の進歩を遂げたものである。実際、新しいバージョンであるLATEX2εでは、単にLATEX2.09の機能が拡張されているだけではなく、新しい機能もいくつか追加されている。かくして、LATEX2εについての新しい解説書を出版する時期が到来したわけである。
目次
まずは基礎知識
さあ、出発!
続いては…
情報を移動する
そのほかの文書クラス
自分でデザインしよう
図形とカラー指定
エラー
MakeIndexの使い方
文献データベース〔ほか〕