ハルキ文庫<br> 暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控

ハルキ文庫
暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784894569805
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

亡き両親の故郷である川越に出立することになった豊島屋の看板娘しほ。彼女が乗る船まで見送りに向かった政次、亮吉、彦四郎の三人だったが、その船上には彦四郎を目にして驚きの色を見せる老人の姿があった。やがて彦四郎は謎の刺客集団に襲われることになるのだが…。金座裏の宗五郎親分やその手先たちとともに、彦四郎が自ら事件の探索に乗り出す!鎌倉河岸捕物控シリーズ第四弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。71年より74年末までスペインに滞在、闘牛社会を取材。以後、スペインをテーマにしたノンフィクション『闘牛士エル・コルドベス1969年の叛乱』『闘牛はなぜ殺されるか』、小説『ゲルニカに死す』などを発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kau

7
船頭の彦四郎がなぜか何回も浪人者に襲われる。政次を警護役として手先として動き回る彦四郎だった。しほちゃんは、川越の従兄弟の祝言に行って江戸を留守にするが、川越の様子も描かれている。他にも何件かの事件を織り交ぜて物語は進む。意外なところから彦四郎襲撃の事件は解決の糸口を見つけることになる。今回も、楽しく読みました。2020/03/05

藤枝梅安

5
川越で暮らす従姉の婚礼に招かれたしほは、土産や祝いの品とともに船で川越に向かう。  見送るのは政次、彦四郎、亮吉の他、金座裏や豊島屋の関係者たち。  そこで、船に乗る宗匠風の老人と目が合った彦四郎だった。  誰だったか思い出せなかった彦四郎だが、その後2度にわたり命を狙われることになる。  しほの不在中の3人の様子や、川越でのしほの暮らしぶりを描きつつ、  しほの描いた絵がここでも事件の解決の手がかりとなる。2010/07/20

sumi

3
なぜ彦四郎が狙われるのか。志穂の里帰りと併せて2つの場所で展開していくお話。 彦四郎の魅力がたっぷり伝わる一冊です。それにしても彦四郎は人に好かれるたちですね。 人の良さがでていて、鎌倉河岸シリーズにさらに奥行きが増していきます。そして捕り物も一話ごとに進んでいき、ラスト駆け抜ける感じで夢中で読んでしまいます。 捕り物がメインというより、そこに描かれる人々の成長がメインのシリーズ。お気に入りです。2016/12/27

ノエル

3
性格わからないからこんなことになったんだね!2015/06/08

まゆこ

1
★★★☆☆2015/01/19

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