内容説明
数百年前に那国文明圏が放った無人恒星間探査船が、後にエキドナ文明と命名される異星文明を発見した。合同調査隊は、産業革命後の文明を持った人類型異星人を発見する。しかも衛星ラミアには、彼らの技術水準では不可能な核融合炉、大規模マスドライバーなどの遺跡が存在していたのだ。そんななか、合同調査隊の帝都エクスカーナ代表部は、独自の極秘計画を発動する…。気鋭の作家が贈る新生ハードＳＦここに開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ずんだ
1
文体やキャラクタはラノベ臭いが、設定がなかなかよく作り込まれていて面白かった。特に、歴史的経緯から軍隊が一つの系統に統一されておらず、それぞれ階級の呼称すら異なるといった設定が非常に興味深い。３部作らしいので続きも読みたい。2010/05/12
三毛招き
1
「不幸なファーストコンタクト」はよくあるが、双方のお家騒動、戦争文化、圧倒的技術格差など色々あって面白い。／大嶽は嫌いになれないタイプ。2012/05/07
ＤＷＡＴ
1
組織論がバックボーンのＳＦ 読み物としても面白い
