内容説明
舞台は昭和四十年代後半の道東の空の下、蒸気を吐き、汽笛を響かせて169・1キロを疾走する、霧の釧路から、流氷の網走に至るSLたちの物語。
目次
1 湿原(釧路―川湯)
2 カルデラ(川湯周辺)
3 知床(川湯―斜里)
4 流氷(斜里―網走)
5 人、生活(鉄路から見えた人生)
著者等紹介
藤泰人[フジタイト]
1938年根室市生まれ。ほどなく川湯温泉に移り現在に至る。フリーの写真家として30年が経過。北海道だけをテーマとして制作活動をすすめるかたわら、自然に関する講演活動も行い、現在はNPOのネイチャーガイドセンターで自然教室なども開催している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。