最高の結果を出すＫＰＩマネジメント

中尾 隆一郎【著】

フォレスト出版（2018/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 242p／高さ 21cm
• 商品コード 9784894519848
• NDC分類 336
• Cコード C0034

出版社内容情報

数字でビジネスを最大化してきた
リクルートグループで11年間続いた
いわば「KPIの専門医」による
伝説の社内セミナーが待望の書籍化！
KPI指南書の決定版誕生！！

現場レベルに徹底したこれまでにないKPI実践解説書です。

中尾隆一郎［ナカオリュウイチロウ］
著・文・その他

内容説明

数字でビジネスを最大化し続けるリクルートでＫＰＩ講師を務めた現場のプロが実践してきたノウハウを公開！入門～実践レベルまで対応、ＫＰＩ・ＣＳＦ・ＫＧＩの関係がすっきりわかる、業態に合わせたＫＰＩ事例集。豊富な図で超実践的に解説！

目次

第１章　ＫＰＩの基礎知識（ＫＰＩって何ですか？；ダメダメＫＰＩの作り方でありがちなこと　ほか）
第２章　ＫＰＩマネジメントを実践するコツ（ダメダメなＫＰＩってどこで分かるの？；ＫＰＩは「信号」だから「１つ」　ほか）
第３章　ＫＰＩマネジメントを実践する前に知っておいてほしい３つのこと（会社の方向性を「構造」と「水準」でつかむ；ゴーイングコンサーンを実現させるＫＧＩ　ほか）
第４章　さまざまなケースから学ぶＫＰＩ事例集（特定の営業活動を強化することで業績向上を目指す；エリアにフォーカスすることで業績を拡大する　ほか）
第５章　ＫＰＩを作ってみよう（ＫＰＩステップの復習；ＫＰＩマネジメントを始めるための事前準備　ほか）

著者等紹介

中尾隆一郎［ナカオリュウイチロウ］
株式会社ＦＩＸＥＲ執行役員副社長。１９６４年５月１５日生まれ。大阪府出身。１９８７年大阪大学工学部卒業。８９年同大学大学院修士課程修了。同年株式会社リクルート（現・株式会社リクルートホールディングス）入社。主に住宅、人材、ＩＴ領域を歩み、住宅領域の新規事業であるスーモカウンター推進室室長時代に同事業を６年間で売り上げを３０倍、店舗数１２倍、従業員数を５倍にした立役者。リクルート住まいカンパニー執行役員、リクルートテクノロジーズ代表取締役社長、リクルートホールディングスＨＲ研究機構企画統括室長、リクルートワークス研究所副所長などを経て、２０１８年４月から現職。２０１７年６月より株式会社旅工房社外取締役を務める。専門は事業執行、事業開発、マーケティング、人材採用、組織創り、ＫＰＩマネジメント、管理会計など。良い組織づくりの勉強会（ＴＴＰＳ勉強会）主催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホッパー]

小難しい話無くKPIについて説明がされている。最初に読むのに良いと思います。

2021/04/17

[おつまみ]

KPIとは、「事業成功の鍵(Key Performance)」を「数値目標(Indicator)」で表したものである。人事評価にも関係するが、あいまいな指標を数字化すると非常に分かりやすくなる。何でも数字にするのは考えものだが、数値にすると色んなものが見えてくる。

2021/04/11

[Kentaro]

ＫＰＩマネジメントにおいて、まずはＫＧＩとして期末に到達したい最も重要な数値目標、いわば「最終的な目標数値」を設定する。このゴールの中身と数値について、ステークホルダー間で認識がずれないように、事前の確認が必要だ。ＫＧＩについて合意を得られたら、次に確認すべきはＣＳＦ（成功要因）だ。これはＫＧＩ達成のためにやるべきプロセスのうち、最も重要なプロセスであり、事業成功のポイントといってもいい。ＣＳＦをどの程度実施すれば、期末にＫＧＩが達成できるのかを示す数値がKPIといえる。ＫＰＩ達成がＫＧＩ達成を担保する。

2019/04/02

[ギルダーツ]

Kindle 。KPIに関しては2冊目。もう少し具体例が欲しい。売上、利益が絡む営業施策だけではなくて、間接部門が考えやすい事例があればベター。

2020/11/23

[maito/まいと]

最近では古くなったと言われるＫＰＩだが、それでも目標を設定し、そこへの進捗を確認するには指標が必要だ。本書ではＫＰＩはもちろん、ＫＧＩやＣＳＦといった言葉(意味)をもう一度定義し、どのように使用活用するのかを解説している。非常にわかりやすく、かつシンプルなので理解しやすい。大事なのはなぜ数値化するのか、ということ。そして、数値だけでは理解できないプロセスがあること。慣れない部分はあるかと思うが、本書を読んで、数値化するクセをつくっていきたい。

2018/07/15