出版社内容情報
読書猿[ドクショザル]
内容説明
科学技術、芸術、文学、哲学、心理療法、宗教、呪術など、多くの分野・古今東西から渉猟した発想の泉。
目次
第1部 0から1へ(自分に尋ねる;偶然を読む;問題を察知する;問題を分析する;仮定を疑う)
第2部 1から複数へ(視点を変える;組み合わせる;矛盾から考える;アナロジーで考える;パラフレーズする;待ち受ける)
著者等紹介
読書猿[ドクショザル]
正体不明、博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
319
おもしろかった。単純にアイディアを生み出すためのテクニックを羅列しているわけではなく、「はじめに」でも書かれているように、本書はビジネスで役立つ実用書であると同時に陣文書でもある、というものを目指して作られている。そのため、それぞれのアイディアのルーツや変遷についてもかなり詳しく述べられていて、読んでいるだけで楽しい。また、各項目について難易度を☆5つで表現したり、具体的な事例を取り上げつつ説明してくれるのも非常に親切。そこそこのお値段がするが、それに見合うだけの価値はある本。2017/03/05
mitei
169
いろんなアイデアの出し方、手法を紹介した一冊。いくつか参考にしたいものがあったのでよかった。2018/05/03
ehirano1
99
長らく積んでいたのですが何気につらつらと眺めていると・・・これが面白くてたまらない!全部で42の方法が紹介されており、その方法はいくつかにカテゴライズされているのでどこから読んでも良いのだなと思いました。KJ法(発想法、川喜田二郎)が42の中に入ってなかったのは気のせいでしょうか?チラッと一文が記載されていたのは見ましたが・・・。2018/05/19
ゼロ
90
本書は、発想法や創造性開発の分野だけでなく、本書では類書が扱う範囲を超え、科学技術、芸術、文学、哲学、心理療法、宗教、呪術など多くの分野を渉猟し、新しい考えを生み出す42の技法をまとめています。レシピ、サンプル、レビューと概要、具体例、評価を書いてあるので頭に入ってきやすい。本来の使い方としては、アイデアに行き詰まった時に読む本な印象はあります。ディズニーの3つの部屋やヴァーチャル賢人会議を利用すれば、新しい発想法が生まれそうで面白そうと思いました。あとは、これらを利用かどうかにかかっています。2019/03/09
ehirano1
89
読中気になったのは、「これは問題解決大全としても使えるのではないか?」ということでした。同著者による問題解決大全という本が既にあることは知っているのですが・・・・・。2019/04/13