内容説明
中小企業がシステムを知らないことでいかに損をしているかを書いた本。そして、逆にシステムを利用して中小企業のお金の残す方法についても書いている。
目次
第１章 システムを知らないからお金が残らない
第２章 システムを知らなくてもどうにかなった理由
第３章 システムの正体を探る
第４章 数字はこうやって考える
第５章 システムの中をどう泳ぐか？
終章 クリエイティブ・マイノリティー（創造的少数者）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
13
同じく四日前金曜日に、図書館で発作的に借りた一冊。意図していなかったが6週ほど前に読んだ「 あなたの会社にお金が残る裏帳簿のススメ」と同じ著者であった。 「あなたの会社に……」の感想に、この本の広告という位置づけに過ぎず物足りないといった趣旨の文があったのを読んでいる途中で思い出し、検討していた。わたしは違うと思う。本書は著者の経営哲学であり、「……裏帳簿のススメ」はその一部を実践するための手順書といえるだろう。経営の実践とコンサルを本業とする著者が、処女作の本書に思い入れがあり何度か参照してくれと書いて2013/03/19
貧家ピー
5
中小企業の社長向け。節税のために役員報酬をたくさん取るが、それは内部留保だという事を忘れるな、という趣旨。あまり会社を大きくするな、金を貸すなとの指摘も。2004/08/29
mackane
3
薄い部分と具体的な部分が混雑。読みにくいが著者の主張は感じる。ダメな中小企業へ喝をいれるための本。2009/10/22
たかぴ
2
現在、一介のサラリーマンであるが将来のために読んでみた。ビジネスにおけるお金を儲けるルールを理解する。4つの項目の数字(金額)を理解する。役員報酬は全額経営者のものではない。経営において1×10＝10×1ではない。起業してしばらくは内部保留を大事にして安定した経営を求める。1:3:5の法則が成り立つので個人的にはまず10万貯めるまでコツコツと地道に取り掛かる事にしよう。借金よりもまず貯金。2019/04/09
Humbaba
2
会社の寿命は多くの人が考えているよりもずっと短い。大企業はそう簡単には潰れることはないが、それは資本を多く持っている上に、利益率も高いためである。資本が少なければその分効率を高めないといけないのだが、残念ながら寧ろ反対に大企業よりも低い比率となっている企業が多くある。2018/01/22
