内容説明
世界の美しい宮殿、城、寺院、公園、遺跡、橋、世界遺産の古い街並など、その“建物”があるからこそ映える写真の数々。異国情緒あふれる寺院、時が止まってしまったかのような壮大な遺跡、壮麗感あふれた宮殿、その土地特有の民家など、日本にいる限りは決して目にしないような景色が目の前に広がる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
307
「ここだけは行ってみたい」のシリーズの1冊。この巻は建物に特化して55の景色が取り上げられている。ただ、選定の根拠や基準は一切述べられていない。思うに、この本の写真担当のピーピーエス通信社の在庫写真の中から選んだのではないかと思われる、もっとも、写真は美しく、総じてレベルも高い。ただ、これは選ばれて当然と思われるところ(例えばサグラダ・ファミリア等)もあれば、どうしてことさらのここがというところも混ざる(例えばギリシャのシキノス島)。ここに収録されなかった名建築はまだまだたくさんあるように思う。2023/03/15