内容説明
「友人関係が私の情報網です」―1936年西安事件の世界的スクープ、日中和平運動の推進など、戦前・戦中の激動の時代、国内外にわたる信頼関係に基づいて活躍、戦後は、国際文化会館の創立・運営者として「日本人」の国際的な信頼回復のために身を捧げた真の国際人の初の評伝。
目次
序章 今、なぜ、松本重治なのか
第1章 少年時代
第2章 青春の日々
第3章 ふたりの「巨人」
第4章 太平洋の架け橋
第5章 西安事件のスクープ
第6章 日中和平運動
第7章 消えた「撤兵」の二文字
第8章 平和の行方
終章 オールド・リベラリスト
著者等紹介
開米潤[カイマイジュン]
1957年福島県いわき市に生まれ育つ。東京外語大卒業後、共同通信社記者、フリーランス・ジャーナリストを経て株式会社メディアグリッドを設立、その代表に就任。政治、経済、国際問題など幅広い分野でジャーナリスト活動を行うと同時に新しいタイプの「言論メディア」の創造を目指す。月刊誌で評論、ルポルタージュなどを多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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