HJ文庫<br> アニスと不機嫌な魔法使い

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HJ文庫
アニスと不機嫌な魔法使い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784894257344
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

孤児院育ちの少女アニスに、養子縁組の話が舞い込みます。「お養父さまは、きっと裕福で優しいおじいさまね」。そんな妄想を膨らませていた少女を待っていたのは、どっこい黒髪の少年にしか見えない、最強の魔導師だったのです―無愛想でエラそうな養父シドに、果たしてアニスは馴染めるのでしょうか。そしてアニスに、青い瞳が忍び寄ります。

著者等紹介

花房牧生[ハナフサマキオ]
第1回ノベルジャパン大賞奨励賞である「アニスと不機嫌な魔法使い」にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らじこ

14
竜の描写、街や買い物の描写、描かれる世界観、魔法の設定、キャラクター、キャラ同士の掛け合い、全部面白い。再読だけど飽きることなくまた一気読みしてしまった。この物語はRPGを連想させる。児童書のようなテイストがたまらない。親しみやすく、 下手に恋愛に持ち込まず父娘の関係、家族の関係として描いてくれるところも読んでいて心がほっこりとする。アニスのキャラも大好きだけど、父親初心者で、うまく扱えない娘に手を焼くシドの姿もいい。なにより魔法の描写やアニスの能力の発現描写がかっこいい。アニメ化したらより面白そう。2014/06/18

mayuri(Toli)

4
とくにどこがどういいというわけではないのですが、面白い作品だと思いました。続きが読みたいです。 あと、少女小説にありそうな設定でしっかり少年向けのレーベル色というところが、一粒で二度おいしい気分でした。2011/10/07

こばこ

3
文章は感覚的なところが多くて読みにくかったけれど、全体的に児童書のような雰囲気があって好みです。見た目同年代の親娘が可愛くて可愛くて。気の使い所が間違ってるお父さんと、夢見がちが過ぎる娘の親子喧嘩は、笑っちゃいけないと思いつつも笑ってしまいました。サブキャラも含めて、会話が軽妙です。あと竜もね、心を擽られます。単純に楽しんだ。2014/07/28

ちかもり@再出発

2
「赤毛のアン」を竜と魔法の世界に連れてったらどうなりますかね、という発想の勝利。2013/06/30

らじこ

2
小説らしい小説が好きな人は肩透かしを食らいそうだけど、わたしはこの物語が大好きだー。飛び抜けて明るいアニスは見ていて元気が出るし、王道設定にも関わらず飽きさせない展開も、文字を眺めるだけで情景が浮かぶ描写も魔法の設定もすごくいい。児童文学的なこのテイストがたまらない!!

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