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箱少年

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 19X19cm
  • 商品コード 9784894192652
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C8793

目次

箱と出会う
箱を廻す
箱と遊ぶ
箱から跳びおりる
箱を着る
箱に腰かける
箱に入る
箱で暮らす
箱でぶつ
箱を蹴飛ばす
箱になる
箱が逃げる
箱を閉じ込める
箱を食べる
箱に食べられる

著者等紹介

七戸優[シチノヘマサル]
1959青森県生まれ。1981武蔵野美術大学造形学部建築科卒業。3年間の会社員生活後、フリーイラストレーター。1994HBギャラリーにて企画グループ展「ネオクラシックス」。1995同ギャラリーにて個展「物理学談義」以降毎年個展。1996‐1998フィリップモリス・アートワード最終選考会参加。1999手塚真監督「実験映画」に作品が使用される。2000青木画廊「眼展」参加。2001青木画廊個展「‘t’をもたない少年」。2002青木画廊個展「収束する平行線」
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

51
箱と遊ぶ。大人が遊ぶと箱男になり裸の君を覗く。少年が箱と遊ぶと覗きじゃないよ。エロ封印。健全に遊ぶ。エロ封印すればこんなにも遊び方は広がる。ほら15パターンもある。でも覗かないから君とはサヨナラ。少女が登場しなくて読者は残念。でもほらほら、月を見て。兎君も、靴も 素敵。素敵だけどやっぱり箱が一番素敵だな。想像してごらん 箱の中、この世界にいなかった君に会えるかも。ダメダメ、それは奥の手さ。今は素直に箱と遊ぶ。だからさ、七戸さん「箱少女」創って。って思っている読者、僕だけじゃないと思うよ。2021/10/16

FOTD

20
再読(10年ぶりぐらい)。先日、部屋の整理をしていたら出てきた本。題名を『箱男』か『箱人間』だとばかり思っていたので、自分の記憶違いにも驚いた。確かに『箱少年』という題名がぴったりだ。箱と出会う、箱と遊ぶ、箱を着る、、、。少年と箱とのコミュニケーションはいったいどうなっていくのだろう。不思議な世界である。  (この絵はこの本を買う以前にどこかで見たことがあって気になっていた。地方の古本屋で100円か200円で見つけたので買ったような記憶がある。)2022/02/06

ダリヤ

12
なんだかむずかしいことはよくわからないけれど、シュールで不思議で怖いようなかんじなんだけれど、けっこう好き。薄荷味の箱はハズレなんだって。箱少年、かわいい。2014/07/01

たな吉

4
黒色すみれのアルバムジャケットを手がけられた七戸優さんの本。アダノンキで見つけて、大喜びしました。気になる視線、目を閉じても視線を感じる。何度開いても新鮮。2014/04/12

ネムル

4
常に本棚の前に飾っている絵本。少年と箱との交友(恋愛?)を描いた一冊。箱と遊んだり着てみたり蹴ってみたり食べてみたり。やりたい放題……でも、少年の気持ちはよくわかるんです。2008/12/14

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