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内容説明
本書は、マス・コミュニケーション研究の一領域を研究史的に紹介したものである。
目次
第1章 マス・コミュニケーション効果研究小史(マス・コミュニケーション効果研究の推移;効果モデルと受け手イメージの変遷)
第2章 初期の代表的研究(「コミュニケーションの流れ」研究;「利用と満足」の研究(Uses and Gratifications Studies) ほか)
第3章 初期効果研究に対する批判と展開(「コミュニケーションの流れ」研究に対する批判と展開;「利用と満足」研究に対する批判と展開 ほか)
第4章 新効果論(マス・メディアの「議題設定機能」仮説;「沈黙の螺旋状過程」仮説―世論形成におけるマス・コミュニケーションの役割 ほか)
第5章 効果研究の今後の課題(多様な効果論の底流と新たな展開;効果研究の今後の課題)
著者等紹介
田崎篤郎[タザキトクロウ]
立正大学文学部教授
児島和人[コジマカズト]
専修大学文学部教授
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感想・レビュー
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抹茶ケーキ
0
社会心理学からのマスメディア研究の教科書。20世紀初頭からの流れが見通せるので有用だと思った。一番新しい理論がホールのコードの理論だったので、おそらくその後の展開については、いろいろ他の本を読まないといけないんだろうなと思った。2016/09/11
yuki-m
0
より社会心理学の面からマスコミュニケーション効果を研究したもの。基礎から学びたい人むけ2009/10/08
シュミットさん
0
メディアの効果研究史をこれ以上ないというくらいにコンパクトにまとめている本。とても便利。2009/06/24