目次
第1章 『情』の巻(ショック・ウェーブを乗り切れ!!;メディアのこころざし;ソフトウエアは貨幣経済を超えたか;マスメディアにはオタクが理解できないの? ほか)
第2章 『愛』の巻(テレパシー・マシンを作っちゃおう;人はなぜ踊るのだろうか;マイコン少年はなぜ暗いのか!? ほか)
第3章 『知』の巻(モノスゲー頭いいヤツぁ、人間じゃねえ;芸術はバクハツだぁ;人の本能は壊れているか? ほか)
第4章 『人』の巻(病は気から;指数・対数・線形;未来はぼくたち老人のもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
53
1990年。当時、未来の科学がどう変わるか、科学ってどうよ、とかを自由な発想で書いたエッセイ。オタク的好奇心とか、SF的発想って案外バカにできないものだ。たとえばテレパシーが不可能だと書いているが、それを言うために、最新の脳科学の知見から推測している(本当はどうなのか、今でもよくわからないけれど)。コンピュータ関係の予想は30年後の今、ほぼ当たっている。こういう技術革新は予想がしやすかったのだろう。文系・芸術系とのつながりでは、今もあまり進展がなさそうだ。科学はもっと身近なものであってほしいのだが。2021/02/20
monel
1
今読んでもやっぱおもしろい。2010/07/23
とんび
1
すごく自分の考えに似てるなー、と思ったら、前に連載を読んで影響を受けてたんだった。良い本です。2009/03/03
えくしび/わいこば2.0
1
読んだのはもうずいぶん昔だけどね いい本でした まだもってます1999/01/01
ポポン
0
古本を取り寄せた。 これが連載されてたころのログインは、パソコンゲーム黎明期を生きる少年にとっての魂の遊び場のような雰囲気だった。そんなことを懐かしく思い出しながら読んだ。 先端科学の世界が、超軽妙な筆致で紹介されている。同著者の『サはサイエンスのサ』も持っている。