μITRON4.0標準ガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893621917
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ITRONとは何か?から、仕様、OSの使い方まで応用事例紹介を交えITRONを徹底解説!
技術者必携の1冊。

ITRON仕様の最新版であるμITRON4.0を解説した参考書。


μITRON4.0標準ガイドブック 目次



監修のことば

まえがき

Part I ITRONとは

1 20年を迎えるTRONプロジェクト、そしてこれから
2 ITRON仕様の概要
3 カーネル仕様以外のITRON仕様とガイドライン
1. ITRONデバッギングインタフェース仕様
2. デバイスドライバ設計ガイドライン
3. ITRON TCP/IP API仕様
4. μITRON4.0検定仕様書(案)
5. JCGプロジェクト

Part II ITRONの使い方

1 使ってみようITRON仕様OS
2 μITRONの基礎と開発手法 ―マイクロマウスの事例―
3 ITRON入門
4 ITRONのソフトウェア部品と開発環境

Part III ITRONの応用事例

1 μITRONを利用した人工衛星内ネットワークのオブジェクト指向分析・設計と試作
2 μITRONを利用したマルチメディアシーケンサシステム
3 ドキュメント機器へのμITRONの実装と展開事例
4 デジタルフォトアルバムやMDディスクカムへの応用事例
5 自動車への応用事例

Part IV μITRON4.0仕様解説

1 μITRON4.0仕様を理解するために
2 タスク管理と同期通信機能
3 割込み・例外処理および非タスクコンテキスト
4 μITRON4.0仕様のその他の機能
5 静的APIとコンフィギュレータ
6 μITRON3.0仕様との相違点
7 ITRON仕様OS実装の手引き

Part V 組込みシステムの開発とITRON

1 ITRONはこうして始まった
2 組込みシステムとソフトウェア開発

Part VI 付録

1 ITRONの仕様書の読み方
2 ITRON Q&A
3 ITRON関連製品の紹介
4 ITRONの登録制度紹介
5 リアルタイムOSの利用動向調査結果
6 ITRON関連の参考文献リスト
7 用語索引
8 サービスコール索引

目次

1 ITRONとは
2 ITRONの使い方
3 ITRONの応用事例
4 μITRON4.0仕様解説
5 組込みシステムの開発とITRON
6 付録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

86
マイクロITRON4.0の仕様が分かります。 国産OS仕様のTRONシリーズのうち、 実用的に使われているIndustrial(工業用)のTRONの解説。 ネットでも仕様は公開されていますが、本になっているための利点があります。 書き込みができること。 持ち運びが便利なこと。 図書館などに所蔵してもらえること。 書籍のありがたみがあります。 なお、TRONの仕様書は、必要事項の集合論的な記述があるか。 必須事項とそれ以外の区分が明確か。 実装依存部分の識別番号があるか。 などの課題があるかもしれません。2014/03/09

Q

0
ざくーっと読んだ。今となっては普通のRTOSだな、という以上の感想はない。普及の壁になったのは日本語だけではなく、多数の実装と多数のプロファイルによってソフトウェア資産が分散してしまったからではないか。ここにも「仕様が実装に敗北」するのを見てしまい、闇を感じた。2019/07/29

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