内容説明
“コンピュータ”―テクノロジーの驚異的な進歩が生み出したこの電子装置は、われわれに何をもたらし、また何を可能にするのだろうか?本書は、人間とコンピュータとを結びつける、過去、現在、そして未来の技術の創造に貢献した人物とその思想を紹介する。「解析機関」を発明したバベッジ、「ダイナブック」を創造したアラン・ケイ…。彼ら“異端的”天才たちの考え方こそ、この装置―コンピュータと人間とのこれからのかかわり方を示唆している!
目次
第1章 来たるべきコンピュータ革命
第2章 最初のプログラマは貴婦人だった
第3章 最初のコンピュータ・マニアと彼の仮想機械
第4章 ジョニーは爆弾をつくり頭脳をつくる
第5章 かつての奇才たちと高射砲
第6章 情報の中のあるもの
第7章 ともに考える機械
第8章 ソフトウェア史の証人―MAC計画のマスコット
第9章 長距離考者の孤独
第10章 ARPAnetのニュー・オールド・ボーイ
第11章 ファンタジー増幅装置の誕生
第12章 ブレンダと未来分隊
第13章 知識工学者と認識論の企業家
第14章 桃源郷、ネットワーク文化、そして彼方には