内容説明
IQが高いことだけが人生の成功要因だった時代は終わった。―仕事の現場で成果を出すためには、知識やロジックだけでは不十分である。自分の感情をコントロールしたり、ビジネスの相手と良い関係を築くといったEQ能力は、IQ能力が高いという前提のMBAの世界だからこそ重要なのだ。メンタルマネジメントの2つの柱である自己メンタルマネジメント、対人メンタルマネジメント能力を鍛えることで、ビジネスの現場で真に使える人材になることを目指していただきたい。
目次
第1部 メンタルマネジメントの基本(メンタルマネジメントとは)
第2部 自己メンタルマネジメント能力を高める(ポジティブシンキングの重要性;自己イメージの重要性;自尊心の重要性;目標設定と達成について)
第3部 対人メンタルマネジメント能力を高める(相手のモチベーションを高める;コーチングで相手をガイドする;ゲーム理論で相手との関係をマネジメントする)
著者等紹介
織田善行[オダヨシユキ]
1940年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。国内外の大手生命保険会社2社で人事部長、常務取締役を経て、現在自己実現のコーチング企業として、世界で最も高い評価を受けている教育研究機関TPI‐Japan.INC.代表取締役社長。NHK文化センター、各地ロータリークラブ、公官庁などで活発に講演も行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mass34
7
リサーチ読み。2018/02/19
桂けい
2
自尊心の本来の意味を教えてくれる、平易な一冊ですが、貴重なコトを伝えてくれます。2015/01/31
あだちん
1
メンタルという部分にも学問が存在する。大きく分けて自己と対人のマネジメント。自己マネジメントはどう自分を理解してどう管理するか、他人は如何に相手を理解して、どう心から動いてもらうかである。こうかくと内面も他人も同じであることが面白い点である。2018/06/17
こだてん
1
メンタルマネジメントの基礎がコンパクトにまとまっていて非常に読みやすい。心理学のネタは改めて耳にすると新しい発見が得られることが多いと感じているが、特にこの本はエッセンスが詰まっているため間髪置かずに驚きが来る。2017/07/14
Shohei
1
7つの習慣でもでてくるEQをベースに論理展開されている。自律することから他を巻き込むまでに必要なことが記載されている。2014/03/12