内容説明
企業経営の目的が「株主の富みの最大化」にあるかぎり決して無視することのできないコーポレートファイナンスは、企業を数値でとらえ、経営の中で論理的な意思決定を下すツールとしてビジネスエリート必修のものである。本書では、企業がいかに利益を生み出すことができるのか(=企業価値)を把握し高めること、そして必要な資金をいかに調達し、いかにムダなく健全に運用しているかを認識することをメインに具体的事例を用いてやさしく解説する。
目次
第1部 基礎編(ファイナンスの役割;貨幣の時間的価値;キャッシユフロー;リスク;資本コスト)
第2部 活用編(投資の意思決定;企業価値;資本構成と配当政策)
著者等紹介
青井倫一[アオイミチカズ]
昭和44年東京大学工学部卒業。50年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。54年ハーバード大学ビジネススクール留学、経営学博士号授与。平成2年慶応義塾大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)教授。産業界でも広くアドバイザーとして活躍
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感想・レビュー
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Shinya
18
通勤大学シリーズはやっぱりコンパクトにまとまってて読みやすい。2019/06/05
らっそ
1
今まで何度も挫折したテーマの本だけに、読み終えただけで嬉しい。これ以上深い知識も今は必要なさそうなので、次のテーマに移ろう2012/09/19
Miki Kusunose
1
何とか年内に読み終わった。まず最初に概要を知る意味では丁度よい本。ただ、オプションは選択できる権利以外理解できない解説でした汗2011/12/31
Ayanosuke
1
初心者にもとっつきやすい入門書だと思います。2011/10/14
Koichiro Hato
0
会計関連の研修を受けてから、ファイナンスについて勉強不足と感じ、上司・元上司お薦めの一冊として、読む。内容が重要項目に絞られていながら、演習も充実しているので、やや浅い理解の場所をクリアにしながら学習できる点が非常に良い。個人的にはもう数冊勉強して、ファイナンスの基礎レベル習得に励みたい。2015/08/25