内容説明
妻はCIA諜報員、夫は元大使。国家に尽くしたはずのこの夫婦はなぜホワイトハウスの敵となったのか?イラク戦争に隠された衝撃の実話。
目次
CIAに入る
■■■任務
■■■■■■■■
愛とはみ出し者の島
母親であること
母親と非常勤スパイ
ニジェールへの旅
衝撃と畏怖
暴かれる
ワシントンで唯一のセックスがらみでないスキャンダル
地獄の年
留まって闘
起訴
退局後の人生
不思議の国のアリス
リビー裁判とワシントンとの別れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Pia_610
3
アメリカの公的機関の名称や裁判システムに知識がないこと、内容が期待していたほどCIAの実態に言及されてないこと、日記のようなレポートのような記述が面白味を欠き感情移入し難いこと、などから、わたしには巻末の町山智浩さんの解説で十分。作品中、何度か目にしたジョージ・オーウェルの言葉が一番伝わるものだった。「世界的な偽りのとき、真実を口にするのは革命的行為となる」原発再稼働のニュースを見ながら、革命的行為の難しさを思い知らされる。2012/06/09
メルセ・ひすい
3
15-121米国に敗戦し、今や米国のソフトパワーに隷属。国旗が無い国、米国日本州!海外に出て西欧、否どこの国に出掛けて行っても誇らしげに国旗がはためいている。祝日かな旗日かな?いえいえ普段から畑と言わず、ビル、会社すべて国旗があって当然!掲揚されている。国に殉ずるは当然である。世界で旗っ顔が無いのは洗脳された日本だけである。妻はCIA諜報員、夫は元大使。国家に尽くしたはずのこの夫婦は、なぜホワイトハウスの敵となったのか…。全米最大のスキャンダル。イラク戦争に隠された衝撃の実話。映画「フェア・ゲーム」原作。2012/02/01
k2jp
2
CIA エージェントであることがあろうことか政府によってバラされるというスキャンダルに巻き込まれた当事者の「主観的な」記録。自伝のように始まるが事件の前後で日記、つまり冗長でフォーカスが絞れてない感じになるのは残念。「記録」としては価値があるかもしれないが、報道されない「新事実」は多くない。民主的な方法で選ばれた最善であるハズの代議士やその周辺の「期待と現実」や、個人として素晴らしいが組織となると?なアウトプットはアメリカでも同様か...という現実を再確認できる orz2012/03/11
AZUKI
0
ナオミ・ワッツさんが好きなので読みましたが、この本は検閲で真っ黒に塗りつぶされている文やページが多く、意味がさっぱりわかりませんでした。2013/06/19
gitta
0
読みにくかったが、一息に読んだ。国家ってなんだろうと考え込んでしまう。2012/01/19