ごみを拾う犬もも子―一匹の犬が町を動かした!

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892955396
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8093

内容説明

雄大な自然を守るため、ごみを拾い続ける住職さんともも子の「二人三脚」。TV「ズームイン!朝」「ポチたま」などマスコミに多数登場したあの犬。ある時は「セラピー犬」として養護施設、少年院、老人ホーム訪問…ごみ拾いだけにとどまらない活躍を描く。第9回「わんマン賞」グランプリ作品。小学校中学年以上向き。

目次

もも子との出会い
散歩コース
ごみを拾う青年と出会う
もも子、ごみを拾う
黒いビニール袋
もも子の活躍
虐待された子猫
もも子、ケガをする
もも子、新聞に投稿する
もも子、マスコミで話題になる
もも子の失敗
ごみポイ捨て禁止条例制定される
もも子、少女の心を癒す
子供たちとのふれ合い
少年たちとのふれ合い
お年寄りたちとのふれ合い
もも子、ポスターになる

著者等紹介

中野英明[ナカノエイミョウ]
昭和46年4月~昭和51年3月、岩手県衛生研究所食品衛生部。昭和51年4月~昭和58年4月、岩手県警察本部科学捜査研究室法医係。(在職中の昭和55年11月14日、研究成果が認められ科学警察研究所長賞を受賞する)昭和58年9月~、曹洞宗大本山永平寺にて修行。昭和63年4月、曹洞宗蟠龍寺26世住職。平成18年3月、ハート出版「第9回わんマン賞」グランプリ受賞。現在は住職の傍ら少年刑務所や少年院で少年たちの教誨にあたる。また、愛犬家団体「おっぽの会」を主宰し、各種施設でのふれ合い活動や飼い主のマナー向上のために様々な啓蒙活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

12
素晴らしいことですね。きっと、本能的にわかったんだと思う。中野さんの思いが伝わり、もも子自身も同じ思いがあったんだと思う。いたるところで目にするゴミ。屋内外を問わずというのが実際のところで、そこで、どう動くのかが大きな分かれ目。ちょっとしたことの積み重ねなのだが、それが、大きな違いになっていく。気負いなく、ゴミを拾う。その前に、ゴミを少しでも減らすこと、そんなことから。2016/08/06

1
ごみの不法投棄はもちろん、捨てられた子犬や子猫、人間に傷つけられた猫、傷ついた人や人を傷つけてしまった少年たちなど、様々な人や動物との関わりも書かれていて考えさせられる。もも子は人間の出したごみと自然物をしっかり見分けているから、飼い主さんの気持ちを理解して手伝っているんだろうな。2016/03/06

ろうず

1
ゴールデンレトリバーのもも子。表紙の写真の愛らしさに思わず手に取り、一気に読んでしまった。もも子は何を思ってごみを拾い続けたのか。心から優しい飼い主住職さんの姿をみて同じことをしたくて、住職さんの気持ちに寄り添ってごみを拾い続けたのだろうと思う。とすればやはり町を少しできれいにしたいという想いなのだろう。もも子はもちろん素晴らしいがそう育てた住職さんの心はさらに素晴らしいと思う。中野さんにお会いしてみたくなった。2014/05/23

イズアル

1
単純にももこちゃんの話だけじゃなく、命の大切さなどをうまく絡めて書かれた良書だと思います。文字も大きく見やすくて小2の子供も読めました。2014/01/19

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