タイタニックの犬 ラブ―氷の海に沈んだ夫人と愛犬の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 138p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892952548
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

みなさんは「タイタニック号」を知っていますか?「タイタニック号」とは、一〇〇年近くも昔に海で沈没してしまった、当時では世界最高の豪華客船の名前です。これは本当にあった沈没事故で、たくさんの命がなくなりました。そして、いくつかの伝説が残りました。そのなかの一つに、救命ボートに乗らず、愛犬と沈んでいった女性のお話があります。この本に書かれているのは、その「夫人と犬」の物語です。小学校中学年以上向き。

目次

タイタニック号に乗っていたわたしのひいおじいちゃん
神様でも沈められない船
ラブとの出会い
タイタニック号とノアの方舟
ロンドンへの手紙
乗り込めなかった「命の舟」
最期までラブと
冷たい海に沈む前に
沈みゆくタイタニック号
沈まなかったもの
ひいおじいちゃんからの贈り物

著者等紹介

関朝之[セキトモユキ]
1965年、東京生まれ。城西大学経済学部経済学科、日本ジャーナリストセンター卒。仏教大学社会学部福祉学科中退。スポーツ・インストラクター、バーテンダーなどを経てノンフィクション・ライターとなる。医療・労働・動物・農業・旅などの取材テーマに取り組み、同時代を生きる人々の人生模様を書きつづけている

日高康志[ヒダカヤスシ]
本名・日高靖志。1951年、宮崎県生まれ。洋画家の故・宮永岳彦画伯(二紀会理事長)に入門、内弟子となり、15年間修行。1976年二紀展絵画部門に初入選、以後毎年入選するほか、二紀選抜展、東京二紀賞受賞、個展多数。現在、二紀会同人。日本美術家連盟会員
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感想・レビュー

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crane155

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救命ボートに乗らないで、冷たい海で死んでしまうわたしをおろか者だと思っているのでしょうか。ラブをおいてはいけなかったのです-。わたしにとってのラブは、ただの犬ではありません。ラブを失うことは、死ぬことよりもつらいことだと、わかったからです。わたしは死を選んだのではありません。最後までラブと生きていこうと決めたのです。………タイタニック号遭難、もう一つの真実。夫人と愛犬の実話をもとにした物語。〔2001年10月発行 1200円+税〕2020/10/30

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