感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
21
息子は隅々まで虫を見ては、あーでもないこーでもないと話していました。2022/12/07
いろ
14
1本のクヌギの木を人が切り倒す!? 木に住む様々な生き物達の動揺~覚悟~将来に向けての準備などを描いたお話。最初はどこも虫達がざわざわしているだけ~みたいな気がしたけど,裏表紙の四角で囲まれたクヌギの木を見て「あ!もしかして,この四角で囲まれた木の部分で起こってる出来事?」気づいて見返すと,木の下の方から上に,そしてまた上から下に向かって順に様子が描かれている! 1匹1匹の細かい言動を楽しんでいた9歳男児と共に感動☆ 1本の木だけでこんな多くの命を抱えていると,改めて驚きも。1本がなくなる重大さも。2017/08/31
遠い日
3
1本のくぬぎの木に暮らし、共生する虫たちの危機。1本の木がなくなるということの重大な問題が、虫たちの視点で描かれる。近藤さんらしい細かい描きこみと、虫たちに語らせることばに滲む必死さとをひとつひとつ追っていく。切ってしまっちゃおしまいだ。これだけの命を纏う木になるまでの時間が愛おしく感じられる。今森光彦さんの推薦文にも深く頷かされる。2014/08/23
2時ママ
2
次女 小6 ひとり読み。2022/04/09
HNYYS
2
図書館本。読み語りには不向きですが、くぬぎのの木一本でたくさんのドラマが生まれていることに気づける絵本。2018/12/14