内容説明
32年の生涯で伝説となり、今なお世界中の人々を魅了し続けるブルース・リー。その強烈な自己表現の原動力となった「哲学」のエッセンスが一冊の本になった!自己実現、プロ意識、人間関係、悟りの境地―人生のあらゆる側面に活きる“龍の叡智”832連発。
目次
第1章 人生の第一原則
第2章 人間として生きること
第3章 実人生の諸問題
第4章 人生で成し遂げるべきことについて
第5章 アート&アーティスト
第6章 自己を解放するために
第7章 「本当の自分」へのプロセス
第8章 人生の真理
著者等紹介
リトル,ジョン[リトル,ジョン][Little,John]
ブルース・リー研究の世界的権威。ブルース・リーの没後、彼が遺した膨大な資料の全てを閲覧する権限をリンダ夫人より与えられた唯一の人物である
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nori
1
ゆっくり、時間をかけて、言葉を反芻しながら読んだ。読んだ、というより、言葉を味わった、と言う方が正確かもしれない。32歳でこの世を去った、若き才人。世間は彼を天才と呼ぶかも知れないが、彼を知れば知るほど、自らの飽くなき探求心、それを日々積み重ねていった人なのだ、ということを感じ取ることができる。彼の言葉一つ一つに、沁みるモノをかんじるのだが。本書に何度か出てくる、空のコップや水の比喩が、私自身には特に腑に落ちた。コップは空だからこそ有用なのだ。新しいものを受け入れる余地を残しておくことの大切さ、改めて。2023/03/16
金星宏幸
1
人生について教えてくれています。今の時代便利に為りましたが人が本来持っている能力を使わずに情報や知識だけで終わっていること。人はリーさんも言うように経験、体験、実行、行動力に移してこそ人生に値打ちと人としても成長が出来るのだ。人は何かをすれば失敗はします。ですが失敗は人生の糧にも為ります。人は機械じゃなく自分自身で考えて人生を築かないと行けないのである。