目次
演劇ポスターの黄金時代―扇田昭彦
ポスターは芝居の最初の一手―唐十郎
ポスターなしの芝居なんて考えられなかった―九条今日子
ポスターが時代を語る―笹目浩之
あらあらしい時代の空気を吸い込んだポスター―桑原茂夫
アングラ演劇傑作ポスター１００
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
357
タテ42cm、ヨコ30cmの大サイズ。1960年代後半から1970年代前半にかけての演劇ポスター集である。寺山修司の天井桟敷、唐十郎の状況劇場のまさに最盛期であった。刺激的な演劇とともにポスター制作者の顔ぶれもまた錚々たるもの。横尾忠則、宇野亜喜良、粟津潔、平野甲賀等々。「遅れてきた」私たちが立ち会えなかった演劇の数々。「腰巻お仙」、「毛皮のマリー」、「少女仮面」、「奴婢訓」などいずれも垂涎物のポスター群である。切り離して額装も可。頒価4800円はむしろ拾い物か。2021/10/27
スプーン
30
古今東西の芸術の混交具合がたまらないポスター集。観てると元気が出ます。2018/12/05
Saku
8
本棚から引っ張り出して再読。たまに見返したくなる。 天井桟敷、状況劇場等アングラ演劇のポスター。横尾忠則、宇野亜喜良、合田佐和子、篠原勝之…芝居は見たことはないけれど、ポスターの迫力は伝わってくる。今の演劇もこんなギラギラしたポスターは作られているんだろうか？2014/07/03
rara
4
横尾忠則全ポスター集を観た衝撃が再び！！今回は様々なアーティストも混ざってさらにいかがわしく危なさが倍増！！ドキドキするから！レトロポップなドギツい色の洪水にさらわれ、溺れ、流されるがイイさ！2011/09/29
ulala
2
唐十郎や寺山修司など、アングラ演劇のポスターが大きなサイズで見られてうれしい。 当時の新宿に想いを馳せながら、懐かしい気持ちでじっくり拝見しました（生まれる前だけど）2020/04/04
