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目次
1 イメージの変容
2 社会空間になったイメージ
3 「見ること」と「見られること」
4 見られる女たち 取り囲む女たち
5 所有するタブー
6 「見ること」のなかの「所有すること」
7 広告の宇宙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
almondeyed
1
西洋におけるものの見方が、この本を読む事によってちょっと分かった。図版のチョイスが面白いなぁ。絵画事典として手元に置いといてもいいのかな。2013/04/11
doji
0
見るものとしての男性、見られるものとしての女性の議論が気になった。これはもう通用しない考えだと思う。美術館の記述から、編集行為としてのその歴史について知りたくなった。VRの時代が来たら、また「見る」はきっと問い直されるのだろう。2017/01/16
katashin86
0
最後の春休みに信州松本の古本屋で買った本。「見る」ということの奥深さ・難しさ。絵画が示すものは、象徴性なのか、物質性なのか。2015/06/25
かじ
0
「見る」と言いつつ、ひとは実は五感全体で対象物を認識する。しかしそれは実は「見せられる」状態ともなり得るということで、「見る」という能動が知らぬ間に受動へと変化しているということ。鑑賞者の「見る」という行為で、鑑賞者側に作成者側が望むイメージを受け取らせる状態であり、広告が本質的にめざすのもその形だろう。自分が自分の意思で、見たものを捉え、その意味を考え、自分の言葉で組み立てる。今や、その行為は実は思うほど簡単なことではないのかもしれない。2013/05/02
slala
0
再読了。カラーではないけど図版が多いのも魅力的。本編ももちろん面白いけど巻末?にある訳者が書いた<視ることのトポロジー>が個人的に◎。2012/09/02