クレイジー・ダイアモンド/シド・バレット

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784891764456
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

目次

1章 若かりし日々リメンバー・ホェン・ユー・ワー・ヤング
2章 レナードの下宿人たち
3章 オレンジとプラムとマッチ箱
4章 誰もいない?イズ・ゼア・エニイバディ・イン・ゼア?
5章 夜明けの口笛吹きザ・パイパー・アット・ザ・ゲイツ・オブ・ドーン
6章 鉄のそよ風に乗ってスティール・ブリーズ
7章 向こう見ずな男が笑うザ・マッドキャップ・ラッフス
8章 埃とギターに埋もれて
9章 あなたがここにいてほしいウィッシュ・ユー・ワー・ヒア
10章 不滅のヒーロー

著者等紹介

ワトキンソン,マイク[ワトキンソン,マイク][Watkinson,Mike]
ロック・ジャーナリスト&伝記作家

アンダーソン,ピート[アンダーソン,ピート][Anderson,Pete]
ギタリスト、プロデューサー、及びインディペンデントレコード会社リトルドッグ・レコーズのオーナー

小山景子[コヤマケイコ]
神戸市に生まれる。慶応義塾大学文学部英米文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HiRaNo

2
切ないね。それはともかく『マッドキャップ・ラフス』を「帽子が笑う……不気味に」と訳した人はゴイスーだとわかる。マッドキャップは「無謀な奴」という意味と知って。2013/08/03

Nepenthes

1
ピンクフロイドの創設者であり初期リーダーであったシド・バレットの伝記。バンド在籍時だけでなくソロ作品も好きな自分としては、レッチリのジョン・フルシアンテのようにマイペースで創作活動を続けてほしかったと思わずにはいられない。幻想的で、彼岸あるいは宇宙の果てを眺めているかのような作風がとても魅力的。静かな暮らしとの両立も出来ていた可能性が無きにしもあらずだけれども、シド自身がそれを自身の幸福として選択したのであればそれも素晴らしいことなのだと思う。2022/03/07

wagatsuma_songs

1
一人の男が崩壊していく様はとても痛ましく、哀しい。 ストーンズのブライアン・ジョーンズもそうだけど、自分が作ったバンドからクビにされるってのはあんまりだよな。 シド・バレットはあきらかに、ロックの世界をサヴァイブするには狡猾さと忍耐力が足りなかったと思うし、ドラッグに手を出さなかったとしても短命に終わる運命だったかもしれない。 向こう見ずで恐れるものがまったくなかったキッズ時代のシドと、ポップ・スターの美しいシド、マッドキャップスなシドに、隠遁生活を送るシド……あまりの落差に眩暈がしそうだ!2021/09/10

おぐら(国産)

1
シドがとにかく孤独になっていく様がヒシヒシと伝わってきて辛い。もし彼の傍にただ黙って話を聞いてくれる人が居たならば、アーティストとして、ではなく彼を1人の人間として見てくれる、信頼できる人が居たならば、もう少し幸せになれたのではと思わずにいられませんでした。 えー。あと、Madcap Laughsの意味。「無謀なやつ」と知って納得。邦訳タイトルの「帽子が笑う……不気味に」がどういう事なのかさっぱりわからなかったので。2015/06/15

メリクル

0
言わずと知れた(?)初期ピンクフロイドの中心人物だったシド・バレットの生まれから音楽を辞めた後までを綴った書籍。 今までLSDのやりすぎがピンクフロイド辞めた原因だと思っていたけど、どちらかと言うとメンタル的な理由がそれより先にあったことがこの本を読んで分かった。 それと、この本を読んでいると自分まで薬でもやっているかのような感覚に襲われる。 2014/08/09

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