内容説明
テクノ・ポップの元祖であり、ヒップ・ホップ、ハウスなどの新しい音楽の潮流にも多大な影響を与えたドイツのロボット・ポップ・ユニット、クラフトワーク。結成以前から最新作までの彼らの足跡を、豊富な資料と貴重なインタヴューを交えつつ、丹念に描きだす、初の評伝。完全ディスコグラフィー(各国盤を含む)付。
目次
ドイツとアヴァンギャルド
サウンドとインダストリー
ラルフとフローリアン
自動車と高速道路
トランジスターとウラニウム
列車とヨーロッパ
マンとマシーン
計算機とディスコ
リズムと自転車
ボインとブム
過去と未来
クリングとクラング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
9
実家に帰省する餞別として友人から頂いた本書。訳者は本邦のクラウトロック分野における第一人者・明石政紀氏。独力でエレクトロニック・ミュージックを切り拓いた孤高の音楽集団・クラフトワークの通史である。面白くない訳がない。徹底した韜晦趣味、自分たちをミュージシャンでなく「労働者」と定義する等々、判ってる感が満載。かのデリック・メイをデレク・メイと表記しているのはご愛嬌。2016/04/12
邪馬台国
2
面白かった!偏屈な奴らだなぁという感想に尽きるけれど、人間臭さを消そうとして逆に人間臭いとこが出てしまうところも多々あってとても愛嬌がある。2013/07/18
地獄汗だるま
2
『The Mix』を聴きながら刊行当時熱心に読み耽った記憶。残念な事に現在本棚&本タワーから行方不明になってしまい再読出来ず。当時のノートの切れ端に記した読書メモが発見されたのでそのだいたいを此処に記す。『各章がアルバム毎に書いてあって最高。どんだけ自転車好きなんだよ!読んでてワクワク!21世紀にはクラフトワークは完全にロボットになってそれでもクリングクラングスタジオから新しい曲が聴けるんだろうな~。』そして2013年ロボットではないが3D影像と共に彼等のライヴを体感でき感激。これもう一度読みなおしたい。2013/05/25
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- 和書
- 最後のディナー 角川文庫