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内容説明
言葉こそ民族の架け橋と信じて「朝鮮語大辞典」に生涯をかけた筆者が問う。朝鮮語とは何か。「差別」の対極にあるものとは…。戦後朝鮮語教育の実状を軸に敢然と日本人の心の闇に挑む。
目次
1 日本の朝鮮語観
2 『朝鮮語大辞典』と『小辞典』の編纂をふりかえる
3 日本人の朝鮮観と朝鮮人の日本観―『世界』1966年3月号
4 朝鮮を見つめる―『世界』1972年12月号
5 ある朝鮮の友人―『図書』1971年9月号
6 朝鮮語はむずかしいか―『朝鮮研究』1964年9・10月号
7 在日朝鮮人の言葉―『朝鮮研究』1964年12月号
著者等紹介
塚本勲[ツカモトイサオ]
大阪生まれ。天王寺高校をへて、京都大学文学部言語学科卒業。同大学院博士課程修了。京都朝鮮中高級学校非常勤講師をへて、大阪外国語大学に朝鮮語学科設置と同時に専任講師(1963年)。1977年に猪飼野朝鮮図書資料室を設立。2000年3月大阪外国語大学教授を停年退官
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