感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
81
伝説の億万長者本多静六が、金銭と財産の真実について、本音で語った不朽の名著。前書きが昭和25年と古くはありますが、今も通じる哲学がありました。人生観としては、「人生即努力・努力即幸福」を謳っています。天才だから何かを成し遂げたというよりは、凡人でも努力を重ねることにより実を結ぶことを説かれています。本多式貯金法として、「あらゆる通常収入は、天引き四分の一を貯金。臨時収入は全部貯金」があります。あらゆることを徹底しなくては成し遂げることはできない。他にも仕事、人生計画、恋愛、結婚、老齢と多岐に渡ります。2018/12/22
Taiyo
22
「なんだ、天才とは努力することか」「仕事が好きなら、努力ではなく道楽だ」「好きなことをやる。それがいちばんの近道」2017/09/06
Meme
10
ぜひ軟便も読み倒し、書かれていることを少しでも実行していきたい。2023/10/11
ハパナ
9
人生におけるあらゆるステージに対する教範を、ご自身の経験を基に列挙されている本です。自己啓発や人生訓等は精神論やスピリチュアルな物をはらみがちですが、この本はそうでは無く地に足がついた論調で読み進めるのがとても心地よいです。著者は１８６６年（慶応２年）の生まれで、１９５２年（昭和２７年）に８５才で逝去。森林学者で早稲田、東大にて教授職に就き、また独自の節約法と運用法を持って財も成した方です。個人的には森信三氏の修身教授録と同じく、とても印象深い本でした。2017/11/06
波のうねうね
7
『人生即努力、努力即幸福』だそうです。頭が上がりません。『つもり買いのつもり貯金』なんて、バカボンのパパ以来の天才的な考え方に出会えました。（著者の方が前の時代の方ですが）『工夫する』が好きな自分には向いてそうです。2018/05/06
