内容説明
すべての開発者が避けて通れない「デバッグ」。アプリや言語に依存しないデバッグの大原則を9つのルールにまとめました。各ルールの中にはさらにいくつかのサブルールがあり、合計54のルールが出てきます。「わざと失敗してみる」、「一度に1つずつ変える」など、一見、当たり前のルールばかりですが、当たり前のことが簡単に実行できるとは限りません。著者Agansは、自分のデバッグ体験談を基にしてこれらのルールを面白く軽妙に解説していきます。プログラムコードは1行も出てきません。楽しく読んで、読者には「なるほど」、「やってみよう」と納得するはず。ソフトウェアだけでなくハードウェアのトラブルシューティングの心得としてもお読みください。
目次
9つのルール
その1:システムを理解する
その2:わざと失敗してみる
その3:考えるのをやめて観察する
その4:分割して攻略する
その5:一度に1つずつ変える
その6:履歴をつける
その7:電源を確認する
その8:新しい視点でものを見る
その9:あなたがしなければ問題は解決しない
すべてのルールが入っているバグの話
4つのエピソードによる復習
ヘルプデスクからユーザーを眺めると
そして、最後に
著者等紹介
エイガンズ,デビッド・J.[エイガンズ,デビッドJ.][Agans,David J.]
1976年にMIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業し、Gould、Fairchild、Digital Equipmentといった大企業や、Eloquent Systems、Zydacronなどの新興企業、さまざまなクライアントを対象とした個人コンサルティングなど、多彩なエンジニアリングキャリアを持つ。システムアーキテクト、ソフトウェアディレクター、V.P.エンジニアリング、CTOを務めるかたわら、個人寄稿家としてのタイトルのほとんどを獲得した。エンジニア、プロジェクト管理者、製品管理者、テクニカルライター、セミナー講演者、コンサルタント、セールスマンなどの経歴を持つ。集積回路、テレビゲーム、産業用制御システム、室温調整、ホテル経営システム、CADワークステーション、ハンドヘルドPC、無線艦隊派遣ターミナル、テレビ電話の開発で成功を収めている。また、2つの米国特許権を所有している。技術面以外では、ミュージカルの脚本や作詞といった活動も行っている。現在ニューハンプシャー州アマーストに妻と2人の娘と共に暮らしている
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