内容説明
データベースアプリケーションを開発する場合に決して避けては通れない設計問題の1つに、適切なトランザクション設計があります。本書は、アプリケーション開発者やアプリケーションアーキテクトの視点から捉えた、トランザクション処理とその設計方法を解説したものです。著者のコンサルティング業務の中で得られた、さまざまな業界・業種のシステム設計に対して共通化できる、トランザクション設計の原則と知識を整理して解説します。
目次
第1部 短時間トランザクション処理(トランザクションと分離レベル;SQL Serverのロック管理 ほか)
第2部 自動トランザクション処理(自動トランザクション処理の概要;自動トランザクション処理の内部動作 ほか)
第3部 複雑なトランザクション制御(対話型トランザクション処理の設計方法;複雑なトランザクション制御)
付録A 実習用コンピュータのセットアップ手順について
著者等紹介
赤間信幸[アカマノブユキ]
1973年生まれ、東京大学大学院理学系研究科化学専攻の修士課程卒。1998年、NTTデータに就職後、業務分析・設計やJ2EEシステム設計を経験。その後、マイクロソフトコンサルティング本部へ。現在は、.NETアプリケーション開発に関するアーキテクチャコンサルティングを主に担当。大学時代の長期に渡る塾講師経験を活かし、コンサルティング本部内の.NETアプリケーション開発技術の標準化や、開発チーム教育支援用マテリアルの作成なども兼務している
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