ピアレビュー―高品質ソフトウェア開発のために

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  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784891003883
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

内容説明

CMMIレベル3検証プロセスエリア「ピアレビュー」。ピアレビューとは、同僚同士(peer)による技術的視点に立ったレビューのこと。近年のCMM/CMMIの広がりとともに注目度が急激に上がっています。品質の高いソフトウェアを開発するためには、早期のチェックによってミスを発見し、欠陥を回避することが不可欠です。そのためのレビューの重要性はたいへん高いものの、レビューの種類やはたらきをきちんと理解し実践している人は意外に少ないようです。本書は、プロジェクトチームの中でピアレビューを効果的に機能させるためのさまざまな方法を、実践的にわかりやすく紹介します。

目次

品質の課題に挑む
友だちのささやかな助け
公式なピアレビュー、非公式なピアレビュー
インスペクションプロセス
インスペクションを計画する
作業成果物を調べる
額を突き合わせる
終了する
インスペクションデータを分析する
ピアレビュープログラムを導入する
ピアレビューの効果を上げる
さまざまな状況でのピアレビュー

著者等紹介

ウィーガーズ,カール・E.[ウィーガーズ,カールE.][Wiegers,Karl E.]
ソフトウェアプロセスのコンサルティングと教育を行うオレゴン州ポートランドのProcess Impactのプリンシパル・コンサルタント。Eastman Kodakに18年間勤務し、その間、写真研究者、ソフトウェア開発者、ソフトウェア管理者、ソフトウェアプロセスおよび品質改善のリーダーを務める。ボイジー州立大学で化学の理学士号、イリノイ大学で有機化学の修士号と博士号を取得。IEEE、IEEE Computer Society、ACMの会員。『Software Requirements』『Creating a Software Engineering Culture』の著者(前者初版と後者はSoftware Development誌のProductivity Awardsを受賞)。コンピューティング、化学、軍事史学の多様な側面から140を超える論文を発表。IEEE Software誌の編集委員を務め、Software Development誌の寄稿編集者。ソフトウェア会議と専門職団体会議の常連講師

大久保雅一[オオクボマサカズ]
昭和32年兵庫県生まれ、千葉市在住。東北大学工学部卒業。同大学院修了、工学修士。情報システム構築、品質管理、LSI設計などに従事。第一種情報処理技術者。JAB認定/IATCA基準ISO9000審査員研修コース合格者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

65
p33レビューの原則がよい。原則2.「レビューチームは小さくせよ」教育目的以外は2人か3人。4人以上は遊ぶだけ。教育目的でも作業は班に分けて2人か3人。原則4「レビューミーティグは約2時間に制限せよ」。時間の半分に目標設定して、到達度でやり方を変える。原則5「事前準備を要求する」。資料事前配布。一定水準以下の場合は、訓練時間に変更したり...。参加者の能力について体系的な言及があると嬉しい。2014/03/25

kuro

4
ソフトウェア開発のためのレビューを導入するにあたって、手引書となる良い本だと思う。2013/02/05

Tanaka Akihiro

0
レビューとは何か、どういったレビューをすべきかを理解できる。2009/01/20

kuma-kichi

0
ざっと流してしまいました。最初の数章はよいのですが、あとはだらだら続いてる感じ。もっとポイントを抑えてシンプルにした方が読みやすいと思います。2014/08/24

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