内容説明
カメラを持たせたら恐いものなし。御巣鷹山日航事故、オウム真理教の捜査をはじめ幾多の事件事故現場で貴重な写真記録を残した「鑑識の鬼」戸島国雄。その一方で「似顔絵のトンちゃん」として、似顔絵捜査のきっかけを作ったことでも知られ、これまでに千枚近い似顔絵を作成し犯人逮捕につなげた。また生前の面影をとどめない身元不明死体や、横顔しか見えない防犯カメラの映像から描いた似顔絵が難事件を解決に導いた。独力で似顔絵捜査の道を切り開いた「鑑識のプロ」感動のドキュメント。
目次
1 蒲田警察署勤務
2 似顔絵との出会い
3 独学で似顔絵を始める
4 似顔絵捜査官
5 昭和の事件簿
6 タイ警察派遣
「あとがき」に代えて 似顔絵捜査官001号
著者等紹介
戸島国雄[トジマクニオ]
1941年生まれ。1965年警視庁巡査。1970年警視庁刑事部鑑識課現場写真係。1976年初めて犯人の似顔絵を作成。1981年上野公園の似顔絵師のもとに2年間通いながら、独学で似顔絵描きをマスター。鑑識課在職中に千枚近い似顔絵を作成し、事件解決に貢献。警視総監賞・部長賞等107回受賞。1995年JICAの専門官として、タイ国家警察局科学捜査部に派遣され、鑑識捜査技術を指導。1998年帰国。2000年似顔絵捜査員制度の第1号を拝命。2001年警視庁を定年退職。2002年3月JICAのシニアボランティアとして再びタイに渡る。警察大佐を拝命。2011年7月帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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