内容説明
9・11テロ事件の結果として実施されたアフガニスタンおよびイラクでの戦いは、各国特殊部隊の運用や装備に大きな影響を与えている―。今後予想される軍事的脅威に対して特殊部隊はどう対応していくのか?対テロ任務から心理作戦、近接航空支援、捜索救難、人質救出作戦まで、多くの実例をあげながら、現代戦に果たす特殊部隊の役割を最新情報をもとに解説。
目次
第1章 21世紀の特殊部隊とその任務(イラク戦争が喚起した特殊部隊の重要性;特殊部隊がクローズアップされたアフガニスタン作戦 ほか)
第2章 近接航空支援と特殊部隊(姿を現した米空軍特殊作戦部隊;PJ・戦闘気象観測員・CCT ほか)
第3章 戦闘捜索救難作戦と特殊部隊(戦闘捜索救難部隊と特殊部隊;米軍のCSAR部隊 ほか)
第4章 人質救出作戦と特殊部隊(イラク戦争で実現した各軍合同の捕虜救出作戦;テヘラン米大使館人質救出作戦 ほか)
著者等紹介
江畑謙介[エバタケンスケ]
1949年生まれ。上智大学大学院理工学研究科機械工学専攻。博士後期課程修了。1983年~2001年英国の防衛専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー』通信員。95年スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員。99年より防衛調達審議会議員。2000年より内閣官房情報セキュリティ専門調査会委員。2001年より経済産業省産業構造審議会安全保障貿易管理小委員会委員
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