出版社内容情報
ああ、懐かしい。教科書でならい、暗唱した国民的有名詩を、戦後のすべての国語教科書から集大成。詩・短歌・俳句・漢詩を多数集載。
内容説明
本書は、昭和二十年代から平成八年までに日本の学校でつかわれた中学・高校の国語の教科書・千五百冊あまりから、だれでも一度は耳にしたことのあるなつかしの詩歌をよりすぐった愛唱詩歌集です。俳句・短歌・漢詩をふくむ全１２２人・２６０作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
19
ブックオフで。昭和20年代～平成8年までの教科書に載った詩、俳句、短歌、漢詩、翻訳詩を紹介。常々自分には繊細な柔らかさ、言葉の美的感性が足りないと思っていた。たまたまこの本を見つけたので教科書の詩から再勉強。読んでいくと思い出す詩がたくさんあった。こんなに習ったんだなあ。中には国語じゃなくて音楽の教科書でみた詩も。流石教科書だ、今読むとリズムの美しさと心の機微に触れるセレクトだ。これは夜寝る前少しずつ読んでいこう。惜しいのは本の表紙。教科書からのイメージが前面に出すぎ！もっと素敵な表紙の方が似合うのに。 2021/08/12
かもめ（甘き絶望）
14
新潮文庫の奈良少年刑務所の詩集に動かされて、詩の世界って実はすごく面白いんじゃないか？と思い、図書館でテキトウに借りてきた一冊。詩の世界はやっぱり面白かった。教科書で出てくる名詩を集めたものだったので、あーこれ、あったよなって昔を思い出しながら、感慨にひたった。詩とか短歌の世界は日本語の昇華された芸術だと感じた。そして、奥が深い。さらには、音読することが重要なのらしいが…、なんか億劫でそれはしなかった。茨木のり子の「自分の感受性くらい」は高校のとき知ったが、やっぱりぐっとくる。「永訣の朝」は泣けるなぁ。2020/09/11
MAKII FRUー
4
詩って、教科書でしか読んだことがなかった。暗記したのか、覚えてる。子供の時より心にしみる。2013/12/07
hiro6636
3
教科書に載っていた懐かしい名詩が収録されているアンソロジー。 教科書に掲載された詩は癖がなく読みやすい。2022/01/13
とし
2
タイトル通りの、名詩が収められた本。 うろ覚え索引とかもすごい。2016/04/16
