内容説明
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた島の小学校が図画工作の授業を中心に取り組んだ「宮戸復興プロジェクトC」の記録。災害の多い日本で、復興教育の重要性も説く。
目次
序章 地域の伝統行事に教育の原点があった
第1章 すべての始まりは震災でした
第2章 未来を見つめて歩み出すための教育活動その1
第3章 教育現場でのICT(情報通信技術)活用術
第4章 未来を見つめて歩み出すための教育活動その2
終章 日本中の子どもたち、学校の先生、地域のみなさんにお伝えしたいこと
資料
地球対話ラボから
地球対話ラボ 東北での国際交流事業の記録
著者等紹介
宮〓敏明[ミヤザキトシアキ]
1965年生まれ。上越教育大学大学院教育研究科(美術コース)にて美術教育の修士課程を修了した。以後、長年にわたり小学校での図画工作教育に携わる。2008年4月、東松島市立宮戸小学校に赴任。2011年3月11日、東日本大震災被災。島のほぼ全住民が避難した宮戸小学校で避難所運営に携わる一方、2011年5月から、児童の心身の回復を目標に「宮戸復興プロジェクトC(チルドレン)」に取り組む。NPO法人地球対話ラボと連携、国際交流に力を入れた。2015年、文部科学大臣優秀教職員表彰。2018年4月から宮城県登米市立北方小学校、教頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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