出版社内容情報
『ヴォーグ』の表紙を何度も飾ったトップモデルが、1965年にダリと出会ってからの日々を語る回顧録。
内容説明
デヴィット・ボウイの恋人だったダンシングクイーンが語る70年代のセレブリティたちとの奇妙な関係。
目次
最初の出会い/ルイ十四世と宮廷
レオノール・フィニ/魔術‐フロイト‐お守りの棒切れ/ガラ
ロンドンでのスキャンダル/眼鏡とチョッキ
ペルピニアン駅/ポルト・リガット
リムジーンとミシン
リッツ・ホテル/マチルド/フェリーニ
モーゼ/悲劇/男装の聖アマンダ
父親的存在/ダリによる美術史/『ああ、楽園』/スウィンギング・ロンドンへの帰還/二人だけのカダケス
夏の騎士/アメリカでのファッションショー/デオキシリボ核酸/アンドレ・マルローとの食事
ガラ、ダリを私に委ねる/ル・アントン/プルースト/バルセロナ〔ほか〕
著者等紹介
リア,アマンダ[リア,アマンダ][Lear,Amanda]
1946年、ホンコンで生まれる。父は英国人、母は東洋人だった。ロンドンで絵の勉強をしていたが、16歳の時にパリに出て、ファッション・モデルになる。たちまちトップ・モデルとなり、ビートルズのジョン・レノン、ローリング・ストーンズのギタリストのブライアン・ジョーンズなどロック・ミュージシャンたちとの派手な交際で知られるようになる。1965年サルヴァドール・ダリと出会って、彼のお気に入りとなる。ダリのモデルをつとめたり、不思議な交際を続けるうちに、絵画をはじめさまざまなことを彼から学ぶ。1974年頃デイヴィット・ボウイと同棲し、彼の2枚目のアルバム『フォー・ユア・プレジャー』のジャケット・モデルとなる。’76年最初のアルバム『血と蜜』発売。’77年邦題『クイーン・オヴ・チャイナタウン』、『スイート・リヴェンジ』などをヒットさせ、ディスコの女王となる。’78年来日し、アマンダ・レアの名で注目を集める。アルジャン侯爵アラン・フィリップと結婚してから次第にロックの世界からとおざかり、絵画に専心して、世界各国で個展を開く。現在は主として南仏に滞在している
北川重男[キタガワシゲオ]
1933年東京生まれ。信州大学助教授をへて、現在成城大学文芸学部教授。日本定形詩人会同人。「樹」同人。専攻は英国ルネッサンス文学および演劇
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