空想科学読本 (第2版)

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空想科学読本 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784889919103
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0040

内容説明

本書がいう空想科学とは、特撮番組やアニメなど、身近な夢の世界を指す。そこでは、巨大な怪獣が火を吹いて暴れまわり、ヒーローは変身・巨大化して、超音速でこれに立ち向かっていく。こういったお馴染みの風景は、果たして科学的にどこまで正しいのか?無理にでも実現したら、いったいどんなことが起こるのか?誰もが1度は感じた素朴な疑問に、現実的な科学で迫ってみたのが本書である。爆笑と感動のうちにあなたは、夢と科学が生み出した空想科学の素晴らしさを、きっと再認識する。

目次

第1部 設定からしてトンデモない!(怪獣の身長と体重―ゴジラ2万t・ガメラ80t、科学的に適切な体重はどちらか?;ヒーローの変身―仮面ライダーが一瞬で変身するのはあまりにも健康に悪い!;ヒーローの巨大化―ウルトラセブンが巨大化するには最低でも9時間半が必要だ! ほか)
第2部 この技を使ってはいけない!(ウルトラ一本背負い―レッドキングを投げたウルトラマンは、自分自身が気絶する!;ウルトラ水流―必殺技・ウルトラ水流は、北半球を氷河期に追い込む!;100万度の炎―怪獣は10万度や100万度の火を吹く。実現したらどうなるか? ほか)
第3部 役に立つのか、超科学技術!?(地底戦車―ジェットモグラタンクは回転する棺桶である。;人工重力発生装置―宇宙戦艦ヤマトはどうやって重力を作りだしているのか?;超高速マシン―時速3000Kmで走るバリアス7。運転者は確実に絶命する! ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおい

25
空想科学読本は、科学分からないなりに小学生の時はまっていたシリーズ。科博でお昼を食べるレストランの待ち時間とかに夢中で読んでいたのが懐かしい。理科は苦手なので今読んでもわからない(残念)ものも結構あるのだが、子供の頃みんなが憧れたヒーローたちの世界を愛ある科学的視線で捉え直すという試みは子供の好奇心を刺激するし笑えるしでとても良いものだと思う。あとこのシリーズはイラストも味があって良い。知っている作品が少なく、「鉄腕アトム」くらいだったので他の科学漫画も読みたい。まずは「鉄人28号」からトライしたい。2019/01/31

読み人知らず

9
よく調べてますわ。さすが東大中退。理系ってこういうの好きだから、女子に嫌われたりするよね2013/10/13

柏もち

7
特撮アニメ(漫画も?)のヒーローと怪獣とロボットのあれこれを科学的に検証してみよう、な本。内容も普通に面白いけど、著者のツッコミや皮肉がユーモアたっぷりなところが特に面白い。初っ端から怪獣たちの体重で笑った。ガメラとギャオスの密度が空気w 雲みたいな二つに比べてウルトラマンの災害度に笑いしか出ない。人型ロボもひどい。私の知ってる作品だと、LCLで操縦者の衝撃を吸収してるエヴァが一番良心的で科学的なロボなんだな、って思った。2016/05/22

つったん

5
面白いんだけど、好きにはなれないかな〜。 これだけしっかり調べてるのは凄いと思いますが。2013/07/10

あるちゃ

4
適当に考えたのであろう設定を科学的根拠に基づいて分析するというのもなかなか興味深く面白かったのですが、著者の文章の面白さもありところどころツッコミつつ笑いながら読めました。 夢がない、結果がグロい、という感想さえ抱かない人ならかなり楽しめるのではないかと思います。2018/02/24

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